陣九朗のバイト IN Heart to Heart

…………



「陣九朗さん、お電話ですよ」

 バイトから帰り、軽くシャワーでも浴びようかと着替えを手に歩いていると、
玄関先からチキの声が聞こえた。

 …まさか、今からまたバイトの呼び出しじゃねーだろうな…

「チキ、誰からだ?」

 俺が近づきつつそう言うが、チキはなんだか困った顔で俺を見るにとどまった。

 ? なんだ?
 不審に思いつつ、チキから受話器を受け取る。

「…もしもし?」

『やっほー、元気にしてたか、陣〜〜』




〜 しばしのわかれ 〜




 
がちゃん!

 俺は問答無用で受話器を置いた。

「陣九朗さん?」

「間違い電話だった」

 俺は簡潔にそれだけ言うと、シャワーを浴びるため浴室のほうにふりかえ…

 りりりりりりりりりりりん りりりりりりりりりりりりん

 振り返ったところで、再び電話が鳴る。

 出ようとするチキを視線だけで制し、俺が受話器を取り上げる。

「もしもし?」

『これ! せっかく俺が電話を』

 
がちゃん!

 俺は再び受話器を置いた。
 ついでに電話のコードも抜いておく。

「じ、陣九朗さん?」

「ん、また間違い電話だった」

「で、でも、先ほどのは…」

 ぴりりりり ぴりりりり ぴりりりり

 今度は俺の携帯が鳴り響いた。
 そういえば着メロはオフにしてたっけ、などとどうでもいいことを考えつつ液晶を見る。
 発信元は見たことのない番号からだった。
 一応、電話に出る。

「…もしもし?」

 しかし、今度は応答がない。

「もしもし?」

 不審に思い、もう一度問い掛ける。

『…d……al…s…y……ui……n』

 注意しないと聞き取れないぐらいの声で、なにやらぶつぶつ言うのが聞こえる。
 まあ、声には聞き覚えがあったので、そのまま電話を切ろうと耳から離す。

『切るなー−!!』

 ぶわっ! ばきぃ!!

「おわっ!! な、何しやがる!」

 『携帯の受信口から出て来た』男性が、陣九朗を張り倒す。

「まったく、素直に電話に出ればいいのに…、
おかげでこんなめんどくさいことをしなければならなくなったではないか。
転送系の術は得意じゃないから疲れるのだぞ…
あ、チキさん。久しぶりだね〜」

 そう言ってチキに屈託なく笑いかけるその顔は、陣九朗にとてもよく似ていた。
 っていうか、無精ひげがあるのと銀髪なのを除けば、ほとんど陣九朗だ。
 多少ふけてはいるが。

「お、お久しぶりです、新郎太さん」 

 あまりといえばあまりの登場の仕方に少し引きつつも、何とか笑顔で答えるチキ。

「…で、今回は何の用だ、
?」

 思いっきりジト眼でにらんでやると、父は妙なシナを作りつつ、

「なんだ陣九朗、いつものように『新朗太お父様ん☆』と呼ばないか」

 
がごすっ!!

「誰が、いつ、そんなことを言った!!」

「じ、陣九朗さん、かなりいい音しました」

 どこからか粉砕バット(!)を取り出し、問答無用で新朗太を殴り倒す陣九朗。

「いたたた、ちっとは手加減せんか。
俺じゃなかったら死んでるぞ、今の」

「父だからやったんだよ」

 いずこかへバットをしまいこみながら、陣九朗は再びジト眼で新朗太をにらむ。

「まったく、親思いの息子を持って、おりゃ〜しやわせだ〜ね」

「なに言ってんだか」

 まったく、父が出てくるといつでもややこしいことになるんだから。
 とりあえずリビングへ移動すると、チキがハーブティーを用意してくれていた。
 
「ふむ、まぁ冗談はさておき、陣九朗」

 父は喉を潤すと、一変して真面目な顔で俺のほうに向き直る。

「実はちと困ったことになってな、お前に手伝って欲しいのだ」

 父の言葉に、俺は少なからず動揺した。
 普段はすちゃらかな父だが、実力は俺の数倍上なのだ。
 その父が手伝って欲しいことがあるとは…、

「で、なにを手伝えばいいんだ?」

 動揺を内にしまいこむと、なるべくめんどくさそうな顔で聞き返す。

「ああ、このところ日本各地に磁場の乱れがあるのは知ってるか?」

「まあな。確かにここ最近、この近辺でも変なやからが出回ることが多いみたいだけど…
でも、これぐらいは前からあったんじゃないか?」

 変な輩。つまりは俺たちの同族。
 しかもタチの悪い奴らが多い。(大抵は芳晴かデュラル家、もしくは俺に裁かれているが)

「それがだな、ここの所やたらと土地開発やらなんやらで各地の御堂や社が動かされて、
日本全体の霊的磁場が乱れまくってんだわ」

「つまるところ、磁場を安定させるのを手伝えと?」

「本来なら俺の仕事なんだが、これだけ数があると俺一人じゃ…な。
まったく、人間ってやつは自分勝手というか、何も知らないって言うか…」

「そう言うなよ父。そんな奴ばっかりじゃないってのはわかってんだろ?」

「まぁ、な」

 そう言って俺と父は軽く笑いあった。

「あれ、新パパ!?」

 リビングの入り口からひょっこり顔を覗かせたリーナが、父のほうを見て驚きの声を上げる。

「おう、リーナちゃんか、久しぶりだな」

「うみゅ〜! 新パパ〜〜!!」

 そう言いながらダッシュで父に近づくと、そのままの勢いで抱きつく。
 はたから見るとタックルをかましているかのようだが、
父も慣れたもので上手く衝撃を殺しつつリーナを抱きしめる。

「はっはっは、リーナちゃんはいつでも元気だな〜」

「うん! うみゅみゅみゅ〜〜♪」

 リーナはうれしそうに父にすりすりしている。
 相変わらず父に良くなついている。

「で、いつから?」

 俺は話しを戻すべく、父に聞いた。
 返事を聞く前にハーブティーでのどの渇きを潤す。

「ああ、出来るなら今すぐにでも、と言いたいところだが」

 父はリーナとじゃれながら返答する。

「仕事を始めると、しばらくはここに帰ってこれなくなる。
あまりのんびりも出来んし、数が数だけに、いちいち転送術で移動するわけにもいかんからな。
しかしお前には…この土地ですることがあるだろう?」

「…コンビニのことか?」

「それもある。まあ、借金のほうはほとんど返し終わってるみたいだが」

「ちょっと待て、何でそこまで知ってるんだ?」

「ああ、この前届いたチキさんからの手紙に書いてあった」

 俺の背後に、立ったまま控えているチキの方に目をやれば、
「すいません」と視線だけで謝ってきた。
 別に怒っているわけじゃなく、いつの間に手紙なんて、という意味だったんだが。

「ほら、この前酒を送っただろう? そのお礼の手紙だ。
実はちょくちょく使い魔を飛ばして、お前たちの様子は聞いてたりもするんだがな」

 そんな俺の疑問に、父のほうが答える。
 それはプライバシーの侵害だろうが。

「お前が定職につくとは思ってもみなかったがな。
それもあるんだが……」

 そう言いつつ、父は指をぱちんと鳴らした。

 とたんに俺と父だけ空間をスライドし、どこだかわからない場所に出る。

「二人きりで話したほうがいいと思ってな。
一時的に隔離してみたんだが。
俺が、することがある、というのは…お前の友人たちのことだ」

 友人という言葉に、誠や浩之の顔が思い浮かぶ。

「お前にしては、珍しく人間に深入りしてるみたいじゃないか。
昔のお前からしてみれば、考えられない『進歩』だな」

 進歩、の部分をやたらと強調して言う父。

「それだけじゃない。
『あの』デュラル家とも仲良くしているみたいだし、
アレイさんだったか? なかなか可愛い子にも好かれとるようだしな」

 ………、
 ほんとに覗き見してやがったな。

「でだ、せっかくお前が幸せに暮らしてるんだ。
お前がここに残ってみんなと仲良く暮らしたいというのなら、俺一人で片付ける。
時間はかかるが、何とかなるだろう。
こういうのもなんだが、一緒の時を過ごせる人たちがこの町には居る。 
それだけでも十分な理由だぞ?」

 確かに…、
 ある程度まで歳をとるとはいえ、ほぼ永遠にも等しい寿命を持っている俺たちにとって、
一緒にいられる、いることができる存在はとてもありがたい。

 でも…、

「どうする、残るか?」

 父の問いに、俺は迷うことなく答えた。





 …数日後の夜

「……よっ! 呼び出して悪かったな」

 俺は座っていた木の枝から飛び降りると、片手を軽く挙げながらそう言った。

「こんな時間に呼び出すなんて、何の用だ?」

 俺が呼び出した相手、 藤井誠は軽く辺りを見回しながらそう聞いた。
 こんな時間…現在21時。
 場所は、いつも松原さんたちが練習をしているあの神社。
 今日は雲もない満月なので、あたりは適度に明るい。

 俺はお堂の柱にもたれかかり、少し頭を掻いた。

「ああ、少し…話しがあってな」





 誠はゆっくりとした動作で、お堂の階段に腰掛けた。

「…何か、大事な話しなのか?」

 俺の様子から、何かを感じ取ったらしい誠が、そう聞いてきた。

「ああ……え〜〜っとな」

 俺はなるべく簡単に、軽い感じで話そうとするが、上手く言葉が出てこない。

 はあ。 軽くため息をつく。

「この前父に会ってな…」

 誠はなにをするでもなく、俺のほうをじっと見て、話しに耳を傾けてくれている。

「父は…まぁ、少し特殊な仕事をしてるんだが、それを手伝って欲しいって事らしい。
普段はスチャラカでも、実力は俺の数倍ある父がだ」

「親父さんの仕事って、なんなんだ?」

「あ? ああ、説明しづらいんだが、いわゆる退魔師や拝み屋みたいなもんだ。
今は各地の磁場や霊場なんかを見回ってるんだが、ここ最近乱れが激しいらしい。
それで、俺に各地の磁場を安定させるのを手伝えって」

 一般人にはまったくなじみがない内容でも、誠にはある程度伝わったらしい。
 さすがは悪魔召喚プログラムを組むほどの知識の持ち主である。

「つまり、またしばらく旅に出なくちゃならなくなったわけだ。
あ、チキ達は留守番な。デュラル家を買い戻すためには、居住者が居ないとダメだから」

「そうか… チキさんたちがよく了承したな?」

「めちゃくちゃ説得するのに苦労したけどな。特にリーナ」

「そうだろうな。でも、コンビニのほうはどうするんだ?」

 もっともな質問だな。

「コンビニのほうは、ルミラさんの名義に書き換えておいた。
もちろんルミラさんには了解を取ってある。
まあ、店長としての仕事はアレイさんに全てそれとなく教えてあるし」

「それとなく? まさかお前…」

「ああ、アレイさんには旅に出ることは言ってない」

「なんで、どうしてだ!?」

 誠が声を荒げる。怒声と言っても差し支えないほどに。

「陣九朗、お前もいいかげん気がついてるんだろ、アレイさんの気持ちに!
いや、アレイさんだけじゃない、チキさんの気持ちにも!!」

「……まぁ、気が付いてないと言えば嘘になるか」

「だったら!」

「まあまあ、落ち着きなさいな、誠くん」

 突然背後からかけられた声に、誠は驚き振り返る。

「ルミラ先生!?」

「…ルミラさん」

「やっほー」

 にこやかに笑い、ひらひらと手を振りつつこちらに近づいてくる。

「こんなことになってると思ったのよねー。
陣九朗君、変なところで融通が聞かないんだから」

 ルミラさんは、俺を軽くにらむ。

「ほら、ちゃんと説明しなさい?」

「いや、その…」

 俺がそういうと、にこやかににらんでくる。
 はっきり言って怖い。

「……はあ、わかりました。ルミラさんには逆らえませんし。
でも…俺のわがままなんだよ。
俺には、誰かと一緒にいることは出来ても、一緒になることは出来ない」

「どういうことだ?」

「……誠、俺からの質問だ。
お前はあかねちゃんとさくらちゃん、それにエリアさんとフラン、みんなのことを愛してるか?」

「お、おう」

 突然の俺の質問に、誠の顔が赤くなる。

「…ゆくゆくは、みんなの子供をつくりたいと思うか?」

「…そりゃみんなのことは好きだし、みんなが望むなら…、
いや、俺自身みんなとは幸せになりたいと思ってる。
子供って言うのは気が早い…と思うが、ゆくゆくは…な」

 完全に顔全体を真っ赤にしながらも、俺の問いかけに答える。

「そうだろうな。
やっぱ、好きな人との間には、子供が欲しいって思うよな」

 誠は、俺がなにを言いたいのか図りかね、険しい視線を送ってくる。
 ルミラさんは、俺の言葉を聞いているだけ。
 それ以上は何もしない。

「俺には生殖能力がない」

「…は?」

「つまりだ、俺には好きな人が出来ても、その人との子供が作れないんだよ。
他種族とのハーフは、生殖能力を持たないことが多いんだ。
持ったとしても、それこそ数十億分の一の確率なんだ」

「でも――」

 誠が何かを言いかけたが、手でそれを制し、言葉を続ける。

「そんなの関係ないって言いたいんだろ?
実際、誠達ならフランと子供のことなんて関係なく仲良くやっていけるだろう。
浩之も、神岸さんと一緒になってもマルチと仲良くできるだろう。
だからだよ。言っただろ? 俺のわがままだって」 

「でも…それでも…」

「ホント、そういうところ昔っから変わってないんだから、陣九朗君は」

 今まで話を聞いてただけのルミラさんが、ようやく口を開いた。
 そして、少しだけ険しい視線で俺のほうを見てくる。

「でもね、アレイの気持ちはどうするの?
あの子の気持ちに気付いていたんなら、どう答えるつもり?
言っておくけど、うちの子を泣かしたりしたら…」

 顔は笑顔だが、ルミラさんの周りには黒い波動が染み出している。
 普段はあんなでも現デュラル家当主、身内の事は誰より大切にしているらしい。

「…アレイさんには、本当なら強制的にでも、俺のことを忘れて欲しいんですが、
そんなことをしたらルミラさんとメイフィアさんに殺されますし…、
自分でも卑怯とは思うんですが、ある細工をしました」

 俺の言葉に思い当たるところがあるらしく、ルミラさんが口を開いた。

「あの指輪ね?」

 ルミラさんの言葉に俺は頷く。

 3日ほど前、俺はアレイさんに特製のシルバーリングを贈った。
 表向きには決してわからないよう、ある呪術文字をこめて。

「あの指輪には『忘却』のルーンがこめられています。
もちろん、俺を対象に。
あれを身につけていれば、ゆっくりとですが…俺のことを忘れていくはずです。
ただ……」

 一度言葉を切り、ルミラさんをまっすぐに見据える。

「ただ…効力は極弱い物です。
思いだす回数が多かったり、消して忘れない、という強い意思があればまったく効かないほどの」

「つまり、忘れるも思いつづけるもアレイしだいってことね…、
その割には、『守護』や『精神安定』のルーンもこめられてみたいだけど」

「!? 何で知ってんですか?」

 俺の驚きに、ルミラさんは勝ち誇った顔で、

「だって〜、陣九朗君がただのアクセサリーを贈るはずがないじゃない。
アレイが寝てる間に拝借して、メイフィアと一緒に解析しちゃった♪」 

 と、のたもうた。
 二人とも、こういうことには労力を惜しまないんだから。

「でも…たぶんあの子、忘れたりしないわよ。
黙って旅立つことにも…最初はうらむかもしれないけど、
とっても一途な子だから決して忘れたりしないと、できないと思う」

 俺は何も答えない。答える言葉は…見つからなかった。

「陣九朗、お前…帰ってくるんだよな?」

 突然、誠が口を開く。

「このままどこかへ行く、なんてことは…無いよな?」

「……そうだな。
ここには誠がいる、ルミラさんがいる、アレイさんやチキやリーナ、
浩之や神岸さん、あかねちゃん達…、
っと、あげていけばきりがないほどの人が、ここにはいるわけだ。
だから…帰ってくるさ。旅が終わればな」

 言い終えた後、遠くでこちらの様子を窺っている影に気付く。
 あれは…父だな。
 そっと時計を確認すると、父との約束の時間はとうにすぎていた。

「もう時間らしい……じゃあな、誠… みんなによろしく言っといてくれ。
ルミラさんも… みんなによろしく…
……いかんな。どうもこういうのは苦手で…」 

 少しにじんだ月を振り払い、俺は一言だけつぶやくと、
誠達の言葉を聞くことなく満月の空へと跳躍した。





「ルミラ先生、陣九朗最後になんて…」

「『またな』 だって。
大丈夫、新ちゃんと一緒なら、そう時間もかからずに帰ってくるでしょ」

 陣九朗が消えていった方角をずっと見つめ、そういうルミラ先生。

「ルミラ先生、『新ちゃん』って誰ですか?」

「ん? 陣九朗君のお父さん。私、仲いいのよ」

 ルミラ先生って、交友関係広いんですね。

 ……陣九朗、言いたいことはいっぱいあるんだが、とりあえず。

『帰って来るの、待ってるからな』





little bad end?

<続き>

<おまけ>



後書き

 はい、とりあえず『陣九朗のバイト IN Heart to Heart』、終了ですかね。
 この話については、皆さんかなり不快感をもたれるかもしれません。
 っていうか『こんなの書くな』といわれることでしょう。
 ハッピーエンド至上主義の私としても、もう一つ納得は…できてるのかなあ?

 でも、一つの区切りとして書いておきたかったんです。
 こんな話にここまでお付き合いしていただいた皆さん、
 こんな駄作を載せ続けてくださったSTEVEN様、
 まとめてめっちゃ感謝します!!!

 またいつか…どこかで会えるかも……


<終劇>
P.S 誰か続きを書いてくださっても、全然かまわないんですよ。ええ、誰かが…ね。


<コメント>

浩之 「……あれ? 誠は何処行ったんだ?」(・_・?
さくら 「まーくんなら、お部屋に閉じ篭もってます」
浩之 「あいつが行っちまったのが、堪えてるのか……」(−−;
あかね 「うん……まーくんって、人一倍寂しがり屋さんだし……、
      陣九郎さんとは仲良かったから……」
エリア 「でも、すぐに元気になってくれますよ」(^_^)
浩之 「エリアの言う通りだな。別に永遠の別れってわけじゃねーんだから」(^〇^)
ルミラ 「そうそう。それに、こういう時こそ、あなた達が誠君を慰めてあげなきゃね♪」( ̄ー ̄)
さくら 「わたし達が……」(*・・*)
あかね 「まーくんを……」(*・・*)
ルミラ 「そうよん♪ 言葉で慰めてあげてもいいし〜♪
     体で慰めてあげてもいいし〜♪」( ̄ー ̄)ニヤリ
エリア 「か、体でって……(ポッ☆)」(*・・*)
ルミラ 「お勧めは、やっぱり体かな?」( ̄ー ̄)
さくら・あかね・エリア 「…………」(*・・*)(*・・*)(*・・*)

 ダダダダダダダダーーーーーッ!!

ルミラ 「あ〜あ、行っちゃった。誠君、今夜は大変ね〜♪」(^▽^)
浩之 「大変って……お前が呷ったんだろうが……」(−−;
ルミラ 「さ〜あ? な〜んのこ〜とか〜しら〜♪」( ̄ε ̄)
浩之 「……確信犯か」(−−;


STEVEN 「帝音さん、長期連載ご苦労様でした。
       いずれまた、貴方の作品が読めるのを楽しみにしています」