アレスタ:精錬したい人〜? 特殊弾丸ほしい人〜?
ファング:リクス用に、カニアーマー(違)がほしいです。
アレはクロスさえあればいけますし。
ブラム:俺がヒュドラバスター持つと……凶悪じゃね?
エリィ:水の羽衣ほしい……、
リクス:そろそろ、防具を新調したいです。
此処、数回のお約束、開幕前の生産のお時間。
アレスタが、エリィ用の護剣作る時に、クリティカルしたりしてました。
今回の製作物は、エリィが超純水の羽衣と護剣(睡眠無効)……前衛でるの?
GM:ふと気付けば、7回目。
「は〜とふる・でいず」開始です。
一同:おねがいしま〜す。
『Leaf Quest TRPG』リプレイ
ぜぶら〜ズ冒険譚 7
『は〜とふる・でいず』
GM:じゃあ、前回のあらすじですが、
イカをシバキ倒して、女の子達を助け出しました。おわり。
ブラム:はえぇぇよ!
ディック:あっさりと言っちゃったよ!?
ホントに重要な事は、前回参照です。
アレスタ:「……さて、いきなりだが、皆に新たな仲間を紹介したい」
ディック:「あ? 何だよ一体?」
アレスタ:「我が使い魔、ホーンラビットの『ボーパル』じゃ。
仲良くしてやってくれい」
と、肩の上に乗る兎を指差す。
ブラム:「なんだ……いつの間に捕まえたんだよ?」(兎に視線をおろして)
ディック:「へぇ……お前も使い魔を持つようになったのかよ? 悪くねぇじゃん」
アレスタ:「うむ、学園のダンジョンで捕まえた。
コボルドの首を刎ねるほどの豪のものじゃ」
ファング:「……ソレ、兎のカテゴリーから、かなりの勢いで離れてません?」
GM:じゃあ、そーやって、ポーバルをもふもふしてると……、
ベネット:「あぁ、皆さん、ここにいらしたのですか」
と、ベネットさんが現れます。
ファング:「……また、何かあったのです?」(警戒気味)
ベネット:「いえ、今回は、その巻き込まれた先……、
聖エリーゼ女学院からのお礼状を持ってきたのですよ」
前回(クライシス・アイランド)で助けた、聖エリーゼ女学院から、
色々助けて貰ったと言う事で、種種多様なお礼の品が届いたりしました。
それらと一緒に入っていたのが、学校祭の招待状。
ベネット:「宜しければ、行ってみたらどうですか?」
ファング:「ふむ……」
むぅ〜っと、あまり乗り気じゃなさそう。
リクス:「学校祭か〜、そういえば、お祭り系のイベントって始めてだな〜」
ディック:「学校祭……へぇ、そりゃ面白そうじゃねぇか」(にやり)
アレスタ:「女学院なんぞ、そういう機会でもないと入れんしのう。
こら、黒いの! 何をデレデレしとるか!」
ディック:「武器オタクなんか、もみくちゃにされそうだな……って、にやけちゃいねぇよ。
ただ、面白そうだと思っただけだ」
ブラム:「わざわざ屋台を出すだけでか? そんなもん街に行きゃあるだろうが」
女学院の学校際に呼ばれる希少性を、全然、わかって無い。
ディック:「おい、十字架男。屋台荒らしはやめとけよ?」
アレスタ:「大食い、よだれよだれ」
GM:どーせ休みだし、行くなら直ぐに行っても、差し支えは無さそうです。
グロリア:「あら、ブラム? 聖エリーゼの学校祭にいきますの?」
ブラム:「いや……行くってか、招待状が着てるっぽいんだが」
グロリア:「ふ〜ん? まぁ、せいぜい愉しんでいらっしゃいな」
と、何故か不機嫌なグロリアさんがフェードアウト。
ファング:「でもまぁ、変に気が回るブラムさん見ると、悪夢に見そうですし、
このくらいが妥当じゃないです?」
ディック:「武器オタク……何気に酷いな」
ファング:「なんのことでしょう?」
ブラム:「ん? 何のことだ?」
と言うわけで、一同は、聖エリーゼ女学院に出かける事になりました。
ファングが、実は、対日光防御クリームを、
偶然、作ってたりしましたが、それは、まぁ、余興の範疇で。
(面白いので、このシナリオだけ許可しました)
そうして、道中……、
GM:こう、途中で、すれ違う男の子達が、
何故か、ちらちら振り返ったり、慌てて目をそらしたり、
隣の女の子にほっぺた抓られたり……、
ブラム:――何故?
GM:そりゃ、あーたの肩に乗ってる猫娘の姿形。
エリィ:超純水の羽衣装備、ブラなんかはつけてません。(笑)
ブラム:つか、余計に注目集めるって、それ……、
GM:予備知識がないと、パンツ一丁の女の子を肩に乗っけた怪しい長身ローブの男。
ブラム:――ぐはっ!?
頑張れブラム、負けるなブラム!
明日という字は、明るい日と書く!!
GM:と言うわけで、聖エリーゼ女学院に到着しました。
守衛の人に話は伝わってたらしく、
わりとエリィの格好は、スルー気味で中に入れます。
ディック:スルーかよ!?
で、女の子達を助けた時の印象で、ファングが追っ掛けられたりします。
ファング:「な、なんですかぁあぁぁぁぁぁっ!?」
思わず、逃亡を試みるよ。(笑)
GM:んで、そんなファングの状態を尻目に、リクスに近寄る女の子が一人。
リクス:「ん? あれ目当てじゃないの?」(ファング指差し)
GM:まー、あの状況下で、リクスだけ何もしてないって事はないでしょ?
その時に助けた女の子ですよ。
リクス:「ちょ! えっ!? 何何!?
俺、あんまり活躍してないけどな〜、あはは……」
アレスタ:「まあ、とりあえず、有象無象は武器屋に任せるとして……、
そこな女子、再会が嬉しいのはわかるが、その男は事情がわかっとらん。
まずは、自己紹介からせい。ちなみに、わしは、マスター・テリオン、アレイスターじゃ」
ディック:「オレはディック=コールってんだ。
で、そいつの事が好きなのかよ?」
アレスタ:「直球じゃな黒いの……他人のことには、カンが鋭いんじゃのぅ」(ぼそ)
ミーシャ:「あ、ごめんなさい……私、ミーシャ……、
ミーシャ・ベオルブ・ラ・フランソワーズ・ド・ヴァルムと言います」
ディック:なんか、あちこちの貴族系の名前のフリッケライだな。
ネタ元判る人挙手してください。
景品は出ませんが……、
アレスタ:「なるほど、ミーシャ殿か……では、自己紹介も終ったところで、
あとは若い二人に任せようかの」
と言いつつ、ディックを連れて行こうとしてみたり。
ディック:「って、ちょっとまて、色白チビ助!
何で引っ張っていくんだよ!?」(とりあえず抵抗)
リクス:「ちょ……どうすればいいんだよ〜」
と言うところで……、
一行は、リクス+ミーシャと、その他一同の二手に分かれます。
GM:じゃあ、カメラはリクス視点で動きます。
え〜、午前中一杯、緊張をほぐす意味も兼ねて、二人で色々見て回りました。
で、今は学校祭の定番、喫茶店で休憩中……、
デートの描写ができなくて逃げた、とも言います。
リクス:「いや〜……色んな物があるんだな〜、学園祭って」
ミーシャ:「なんか、こういうのは初めて見た、って感じですね」(くすっ)
リクス:「まぁな……そういえば、こうやって、ゆっくりしてるのも久しぶりだ」
ミーシャ:「……そうなんですか?
じゃあ、もう、ちょっとゆっくりしてきましょうか?」
GM:「はーい、特製ジュースおまち〜!」
と、2人前はありそうなコップに、2本のストローが交差して入った飲み物が出てきます。
ミーシャ:「ちょっと、スズナ……!」
スズナ:「いーじゃないの、サービスサービス♪」
リクス:「……飲む?」
ミーシャ:「……その……残すのも悪いですし……」
リクス:「じゃあ、一緒に飲むか。せっかく、サービスしてくれたんだし」
ミーシャ:「ぁ……そうですね♪」
GM:で、まぁ、似非カップル気分を味わってるところ悪いが、
ちょっと、エージェントか、それに類するもので判定しておくんなまし。
リクス:無いから平目で……をや、クリティカル。
GM:ん、廊下を用務員らしきおっちゃんが歩いていきました。
で、その目が、一瞬、ミーシャを見据えたような感じがしたとおもいねぇ。
それを感じ取ったのか、ミーシャの身体が、一瞬、ぴくっと震える。
リクス:「ん? どうした?」
あのおっさん……まさかな……一応、用心しておくか。
ミーシャ:「あ……いえ、なんでもないです。
それより、リクスさん、次は何処に行きましょうか」
リクス:「んじゃ、外の店とか見て行く?」
ミーシャ:「――はいっ♪」
GM:という所で、他のメンツに場面を移します。
アレスタ:「黒いののバカ……黒いのの鈍感……黒いののアンポンタン……」
ぶつぶつ呟きつつ、三人についていこう。
GM:交代して直ぐで悪いんだが、君らは校舎裏の人気のないところで、
何人かの女の子達を護って、防衛戦を繰り広げておる!
一同:――なぬ!?
GM:と言っても、判定はいらないけどね。
ディック:経緯を詳しく!
ファング:お願いします。
GM:こーね、別れた後、ファングを回収して女の子達の獣性を一通り満たさせてから、
案内を買って出てくれた何人かと一緒に歩いてた。
ブラム:獣性……って、おい?!
ファング:ちょっとまって、何があった。(笑)
エリィ:ナニかあったんじゃない?
アレスタ:満たさせたのかっ!?
うん、満たさせただろうな、このメンツなら! 嬉々として!
ファング:引き摺られててやるぅ。(笑)
GM:その後、チケットを偽装して紛れ込んだ不良っぽいのをボコにした直後、
校舎裏の土を割って、触手っぽい何かが襲い掛って来たのを迎撃して、今に至る。
アレスタ:「ふははははっ! 運が悪かったな、下郎ども! 今のわしは機嫌が悪いぞ!」(爆)
ディック:「ちっ、何だってんだコイツら!
おい、お前ら(女の子達)! ここを離れるなよ!!」
ファング:「単刀直入に言います。とっとと吹き飛んで八つ当たりされてしまえ」
GM:触手単体は大したこと無いし、このままなら切り抜けられる。
反撃だ、と構えたところで、触手連中は、うぞうぞと地面に逃げ込む。
ここで、怪しい人影に気付いた、
ファングとディックが、人影を追撃するも、見失います。
そして、その頃……、
エリィ:GM、今の内に物陰で着替えていい?
GM:その辺は、ご随意に。
でも、物陰でって事は、ある程度は離れるよ?
エリィ:んじゃ、ブラムさんの名誉の為に「戦闘学生服」に着替えます。
こりゃ、誘ってる……よなぁ?
GM:んじゃ、着替え途中で、エリィ、一番高い技能で判定して。
エリィ:へ? なんか来る? ヒーロー使って……22。
GM:じゃあ、足下から何かが、
這い上がってくるような違和感を覚え、不意打ちは回避です。
エリィ:ヒーロー使って18、当たったぁ〜!?
GM:じゃあ、取り込まれてね♪
エリィ:「ま、またぁ〜〜〜〜〜〜〜!?」
前回は、第1話「タイムジャンパー」参照のことです。
アレスタ:「む? おい、猫娘、
あまり離れるでな――って、言っとるそばからぁぁぁぁ〜!?」(絶叫)
エリィ:「いやぁ〜、また、この感触〜!!!」
遠くのディック:「ん……!? おい、今、絶叫が聞こえなかったか!?」
GM:このターンは、T値順に行動起こして良いです。
ファングとディック、リクスは除く。
エリィ:え〜と、GM? 着替えは終ってるよね?
GM:はっはっは、途中に決まってるじゃないか。
ブラム:見えないように物陰行ったんだよなぁ。
「何か、エリィが叫んでやがるな」(溜息)
かくて、行動可能な人達が頑張ることになりました。
アレスタ:ええい、半畜、お前だけが頼りじゃ!
1ターンだけじゃ、わしには、何もできん!
ブラム:1ターンだしなぁ ぶち抜くためにゃ……、
ブラッディしか無いのか……って、アレは重剣じゃなきゃ威力でねぇ!
でも、所詮、捕獲用に改造された超特化スライム。
ブラムの一撃であえなく轟沈と相成りました。
アレスタ:「ええい、エリィ、しっかりせい!」
ヒールズの呪文薬を口に突っ込む。
戻ってきたファング:「大丈夫ですか?!」(←そして戻ってくる)
帰ってきたディック:「オイお前ら、無事か!?」
エリィ:「先に服〜」(HPポ貰いながら)
アレスタ:マントを被せてやるわい。
とりあえず、わしのだと寸足らずじゃがな。
若干、焦った強襲に、続いて逃げていく足音が聞こえます。
この判定に成功したのは、ファング。
動ける連中が、追撃を開始します。
ファング:よし、今度こそ追撃じゃぁぁぁ!(笑)
アレスタ:「黒いの、今度は、あっち〜っ!!」(棍で示して)
GM:じゃあ、足音は裏庭のどん詰まりの方に消えていく。
ディック:「今度は逃がさねぇぞぉぉぉぉ!!」(再び韋駄天で追撃)
ブラム:「はっはっは……取り合えず、傷は塞げよう」
GM:じゃあ、追っ掛けた組みですが、どん詰まりにでくわします。
ファング:ふむ、注意深く周囲を観察しますよ。
ディック:同じく周囲を観察。
ブラム:「どうなってる?」(ちょいと遅れて到着)
アレスタ:「……どうした?」
GM:周囲調べる人は、エージェントで。
ファング:探査は……う、10?
GM:んじゃ、判りませんでした。
アレスタ:「先の触手も、スライムも、地面から現れ、逃げた。
となると……調べるべきは、地下か?」
ファング:「……厄介ですね。
これは、学院の教師に協力を仰ぐべきでしょうか」
何か痕跡は無いか、と地面を探す面々。
そこで、デート中のリクスも合流します。
アレスタ:「おお、来たか、大食い……っと、ミーシャ殿も一緒か。
おい、大食い、よく分からんが、今、謎の敵にでくわした。
敵の狙いは、どうやら、女子らしい。おぬしは、ミーシャ殿から離れるなよ。
まあ、言うまでも無かったようじゃがの」(腕組んでるの見て)
リクス:「こっちもなんか怪しい視線感じたからな。
必ず、何かが起きるな、俺達って……」
ディック:「怪しい視線……それって、どんな感じだ?」
エリィ:「ディックさんのレティを見る視線の事?」
ファング:「茶化さないで下さい。今はそんな状況じゃない」
ディック:「……殺すぞ、この糞ネコ」(ギロリと睨む)
リクス:「なんて言うか……こう、獲物を見つけたような、
なんか気味悪いような視線だったな」
アレスタ:「……で、その時、怪しい人物はいたかの?」
リクス:「服装を見る限り、ここの学園の用務員っぽかったな〜」
ファング:「学園の用務員……教師以外で、男が合法的に出入りできる数少ない人間、ですか」
ディック:GM、さっき見た男も用務員姿でした?
GM:めっさ用務員姿でした。
ミーシャ:「あ、いえ……噂話と言われれば、それまでなんですけど……、
今の用務員に変わってから、何人か女の子が行方知れずになってる、とか」
ブラム:「って、そんな噂が出るくらいなのに……ほっとくのかよ?」
ミーシャ:「地下にある薬品庫の所から変な声が聞こえるって話も……、
だって、七不思議なんて誰も気にしないですよ」
一同:「……それだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
あっさりと繋がったので、
なぜか、皆さん、あきれ交じりの大シャウト。(笑)
エリィ:「七不思議って調べないから、不思議なんだってね♪」
アレスタ:「ああもう! これだから、平和ボケした若いもんはぁぁぁぁぁっ!!」
ディック:「薬品庫の変な声、地下、地面から出てきた触手……ああ、一本の糸で繋がった!」
ファング:「アレスタさんも十分若いじゃないですか。
ソレはさておき、場所ってわかります?」
ミーシャ:「あ、はい、こっちです」
と案内する為に足を踏み出しますが、その瞬間、彼女の足下に大穴が!
リクス:「――ミーシャ!」(とっさに掴む)
GM:掴むなら命中で。
リクス:(ころころ)13!
GM:じゃあ、リクスの腕が袖を掠めて……ミーシャは穴の中に落ちていく。
ファング:(間髪いれず)ノアシステム起動。
咄嗟にリクスさんも、穴へ蹴りいれます!
アレスタ:「――ちいっ!!」
ならば、わしも、その大穴に飛び込むっ!
リクス:「おわ〜!!!!」(穴に落ちる)
GM:では、穴自体は割と直ぐ終わります。
目の前には、銀髪の青年と用務員の格好した男が3人。
更にヒュドラが1匹とラルヴァがいます。
ディック:銀髪の青年って……もしかして、キザ野郎?
GM:いえ、違いますね。コイツはどーみても二十歳過ぎ。
アレスタ:「こちらが向かうまでも無かったようじゃな!
男が女子を監禁してやることなんざ一つしない!
そんな鬼畜外道、即刻、亡き者にしてくれるわ!」
ブラム:「こりゃ……この装備じゃ、ちょいとキツイかもな」
穴を降りた先には、複数のスタンダロン。
こーいう時は、顔見せというのがお約束です。
そして、もちろん、喋る奴の隣には組み伏せられたミーシャ。
銀髪:「おや、少々迂闊だったか。
正体不明の穴に飛び込んでくる馬鹿者が居るとは思わなかったな」
ディック:「はっ! わざわざ、本拠地まで、
穴を開けてくれるなんざ、気前の良い馬鹿者だな!!」
エリィ:「あなた達絶対に許さないからね」(静かに怒ってる)
アレスタ:「ふん、ミーシャを連れ去ろうとした時点で、
飛び込んでも、無事は保障されているのは明白じゃ」
リクス:「……あの娘は何処だ」
ファング:「……(皆さんには申し訳ないのですが、今の内に)」
御都合1点を使って、アーマー転送準備、OK?
GM:良いのです。でも、ハデになるよ?
ファング:OKっす。ぶっちゃけ、無いと戦力にならない。
銀髪:「ふ、なかなかに言ってくれる」
そう言いながら隣に居る見知らぬ女の子の唇を吸い、
胸をまさぐり……見せつけるように愛撫してます。
ディック:「喋りたくないなら仕方ねぇ……喋りたくなるようにしてやらぁ!!」
ファング:「ソレが、遺言と取ってよろしいのでしょうか?」
アレスタ:「今すぐ、その女子から離れろ……そうすれば、楽に殺してやる」
ファング:「………グレイウォルフ、転送!!」(アーマー、召喚)
ミーシャ:「リクス! これっ!!」
精一杯の抵抗をして、どうにか自由になった手で、
彼女が放り投げるのは……ヒュドラブレイド!
ブラム:「ここなら……存分に力を振るえるしな」
リクス:「これはっ!? サンキュー、今、助けてやるからな!」
ここで、銀髪こと銀(しろがね)は、
糸を伸ばしてミーシャを盾にします。
銀髪:「くくく……貴様等、この娘の命が惜しくはないのかな」
ブラム:「攫う位だからな……殺さんだろう?」
シロガネ:「ふ、その通りだ、私にとって、
この娘は重要なファクターだからな、くくく……最後の要、漸く見付けた」
ディック:「そして、多少の犠牲はものともしない奴もなぁ!!」
ヒートシューターで糸を焼ききりに掛かる!!
(ころころ)ヒーローを2個使って、命中クリティカル!
GM:んじゃ、シロガネもヒーローを2個使って対抗。
蜘蛛糸の盾(ころころ)ん、クリティカルじゃないので当たり。
ディック:「これでも喰らって、燃えやがれぇぇぇぇぇ!!」
(ころころ)21点の炎ダメージ!
GM:じゃあ、糸が激しく燃え上がり、ミーシャも焼かれそうになるが、
そこはそれ、シロガネが2回目の行動を前借りして糸を払った。
ディック:GM、ご都合主義使って、韋駄天でミーシャを確保OK?
GM:こっちのML+2d6と振り合いになりますが?
ファング:ふむ、リニアガンで牽制はOKです?
GM:OKです、なら自動成功にしましょう。
ディック:「今……だぁっ!!!」
ファング:「おっと、そういうわけにはいきませんよ?」
にぃ、と獰猛な笑み浮かべつつ、リニアガン発射!
ここで、見事なコンビネーションが炸裂。
あっさりと、ミーシャを奪還しました。
ラルヴァ:「不手際だな」
シロガネ:「こんな日もある……要蜘蛛は、しばし預けておくぞ、人間」
GM:で、シロガネとラルヴァは離脱します。
ブラム:「てめぇ! 逃げるのかよ」
GM:でも、忘れちゃいかんのは、
まだ○作3兄弟とヒュドラがいると言う事です。
そして、○作三兄弟があっさりと退場して……、
いよいよ、メインバトルです。
GM:じゃあ、IV合戦です。(ころころ)14。
エリィ:は〜い(ころころ)って、出目が11と2〜!?
GM:じゃあ、隊列無視の4回攻撃が行きます。
一同:なんですと!?
GM:対象は(いっころ×3)アレスタ、ディック、エリィに1回ずつ。
アレスタ: きたぁぁぁぁぁっ!!
ファング: ぎゃわぁぁぁん!?
ディック:ぐはぁ!?
突端から、悲鳴の飛び交う戦闘になりました。
ヒュドラ自体は、依然、出したものの、
回収品なので、強いか、と言われると悩みどころですが。
GM:命中一括……うん、クリティカル。
ディック:うげうげうげ!?
エリィ:うえ〜っ!
ブーストをつぎ込んで回避するエリィとアレスタ。
食らったのはディックのみ、という結果に落ち着きました。
GM:ダメージは……う、出目が腐って23点。
アレスタ:……次がきたら、死ぬな。
ディック:よし、15点防御だ。
与えたダメージは、たかが8点。
自分の出目に凹んだ一瞬でした。
ファング:「まずいですね……」
ブラム:「あぁ、一撃で決められんと……まずいな」
ディック:「確かにな……長引かせると、面倒だ」
口から、ペッと血を吐きつつ。
リクス:「短時間で潰す必要があるな……」
GM:じゃあ、PTのフェイズです。
PTフェイズ――
例によって、ファングはノアシステムを発動。
ブラムはクリムゾン発射準備。
さらに、ディックがジオを放ち――
ディック:命中に、最後のヒーロー使用!
(ころころ)20と言って命中!
GM:14じゃ回避できねぇ〜!?
ディック:5個ブーストで、ダメージ8d6!
「雷の精霊王よ……怒りにて猛り狂え!
そして、罪を焦がし尽くせ!!」
(ごろごろ)ベースダメージ50点!
さらに、クリティカル分が(ころころ)よし、10!
GM:――え?
ディック:(ころころ)もっかい、10!
GM:ちょっ、まっ!?
ディック:まさかの三度目クリティカル!
(ころころ)ちっ、3で止まった。合計ダメージ73点!
GM:………ぼーぎょ3点。
ディック:70点ダメージ!?
ファング:容赦ねぇ!!
エリィ:ないねぇ……、
GM:はっ、70点?
そんなモンが効くとでも……?(よろよろふらふら)
ここまで回る(クリティカルする)とは、
誰も思ってなかっただけに、驚くというよりも呆然でした。
アレスタ:「黒いの……おぬし、大丈夫か?」
ディック:「自分でも信じられねぇ。
どれをとっても、今までの最高の雷撃だ……」
撃った本人が呆然としてます。
リクス:「やるじゃね〜か……」
ファング:「……目標ノ生命反応低下」
キュイィン、と魔眼が収縮する
アレスタ:「すごい、すごいが……本気で大丈夫か? 無理してないか?」
ディック:「ああ、大丈夫だ……、
目一杯溜めて撃ったが、体は何ともねぇよ」
というわけで、MPは18点消費っと。
MP18点消費でダメージ70点……、
クリティカルって、恐ろしい……、
エリィ:スクカジャの全体アレンジします。(ころころ)あ、1ゾロ。
ファング:ファンブル表、どうぞ。
アレスタ:ひさしぶりだな、ファンブル。
エリィ:(ころころ)『10:仲間をと〜っても恥ずかしい目に遭わせるような大失敗』。
誰に被害が及ぶかを、ランダムに、
ダイスで決めたら、狙ったようにリクスの目が出ました。(笑)
この被害で、リクスはズボンを膝まで下ろされて行動不能。
アレスタ:で、エリィが終わりで、ファングはターン最後に行動、
リクスは行動できず、わしは、クルクルクル〜で終わり。
ディック:「へっ、お膳立てはしたんだ。しくじるなよ、デカブツ!」
アレスタ:「たのむぞ、半畜……ここで決めろ!」
ブラム:「首が幾つあってもなぁ……同時に斬られりゃ死ぬだろうがよ!」
(ころころ)16で命中!
GM:(ころころ)クリティカルで回避!
ディック:うわ!?
アレスタ:なんですとっ!?
エリィ:うっは〜!
リクス:おーまいがー!
この後、ファングが、
ノアシステムに寄る攻撃で4点削ります。
そう攻撃の回数は食らってないのですが、なぜか、ヒュドラ君だいぴんち。
GM:じゃあ、こちらですな。なりふり構っていられない!
口を大きく開けると、必殺!ざっうぅぅる・がいざぁぁぁ!
具体的には、全体のドラゴンブレス!
ディック:ブレス攻撃!?
GM:命中は(ころころ)よし! クリティカル!
一同:GMぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?
ここで、22点のダメージを、
ファングがリアクティブフィールドで防ぎます、が……、
ファング:うわ、13点抜けたー!?
アレスタ:死ぬ!? それ食らったら、ワシ落ちる!?
ブラム:まだ、俺のモータルフォートレスがある!
(ころころ)よし! 全部、止めた!
なんで、防御数値で6ゾロ振るかなぁ?
さらに、エリィがクリティカル回避をかまし……、
リクスは、きっかり防ぎ切り……、
PTターンに移る前に、
ヒュドラは自己再生で4点回復、焼け石に水です。
ブラムとファングは、防御の影響で行動できず。
そして、ディックの手番となり……、
ディック:「こいつで完璧に黒コゲにしてやらぁ!!」
もちろん、さっきと同じ、フルパワーで決めます。
(ころころ)うわ、低い!? 命中10。
アレスタ:大丈夫、当たれば決まりじゃ。
GM:(ころころ)あー、それは避けた。
一同:GMぁぁぁぁぁぁっ!!!
次の行動、エリィが、今度こそ、
スクカジャの全体アレンジを成功させ、リクスの行動順です。
はっきり言って、GMが、
妙な目を振らなければ、決着が付く状況なのですが……、
リクス:では、ノヴァいきます!
「さっさと、こいつでくたばりやがれ!!」
ファング:「トドメ、お願いします!」
アレスタ:「フォローはする! 思い切っていけっ!!」
リクス:剣術命中+スクカジャ効果で命中18!
GM:(ころころ)……ごめん、リクス、それ、受動回避。
一同:GMぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
そろそろ、悲鳴にも、切実なものが混じってきています。
ディックPL:すいません、そろそろ本気で決めてください。
もう寝ないと、今日、仕事なんですよ。(泣)
毎度毎度、時間ぎりぎりで申し訳ありません。
アレスタ:「いくぞ、アクア・マックス・エクステンション!!」
最大アレンジ、6倍消費っ!!
(ころころ)発動して(ころころ)18で命中!
ディック:おいおい、魔力が保つのかよ。
アレスタ:問題ない、1点残る。
ブラム:……また、ギリギリな。(苦笑)
GM:(ころころ)うぉっ、回避に1点足りない!?
ブラム:ギリギリきたぁぁぁ!
ディック:よっしゃ!!
リクス:いけ〜!!!
ファング:コレで沈んでくれると、嬉しいのだが……、
エリィ:いっけぇ〜!
アレスタ:「これで……消しとべぇぇぇぇぇっ!!」
ブーストを、全部、叩き込む!
57点にクリティカル追加で総計64ダメージ!
GM:(ころころ)防御は4点……ん、決まった。
ヒュドラはブレスで押し返そうとするけれど、アレスタの術に押し切られる!
アレスタ:「はあ、はあ……どうじゃ、これが、わしの実力じゃ!!」
ディック:「へへっ、オレの雷撃と、
色白チビ助の激流で、ヒュドラ撃破だぜ!!」
GM:で、ずず〜んっと、地に伏して戦闘終了。
背中が開いて、そこには黒いクリスタルがあります。
ファング:回収に向かいます。ええ、マッハで!
GM:んじゃ、回収出来ました。
なんて事やってる背後で、各位ハイタッチで健闘を称え合います。
リクス:「おい! 大丈夫だったか!?」
ミーシャの所へ駆け寄る。
ミーシャ:「……り、リクスさん!
怪我なかったですか! 大丈夫ですか!?」
と、すっかり泣いちゃってるミーシャが、がばっと抱きついてきます。
ディック:「さて……この糞3兄弟を回収しますかね」
GM:君らの戦いの余波で、どっか飛ばされてます。
ファング:ふむ、しかし、逃がすつもりも無い。
ディック:以下同文。
GM:じゃあ、回収回収、と言う事でEPですが……、
どうやら、シロガネは、ここで巨大な結界を波浪としていたようです。
その意図は不明。あと、黒いクリスタルは、
例のアレと同じ様なものと見て間違いありません。
ファング:「(コレを応用すれば、性能を格段に……いやいやいやいや)」(一瞬、欲望が)
ディック:「おい、コラ、勝手に背中使うな、寝るな〜!
たくっ、しゃあねぇな……」
仕方ないので、アレスタを背負ってやりましょう。
リクス:「よし……帰るか!」
GM:聖エリーゼの方では、若干、大騒ぎになったようで、
その後、暫く、マスコミが騒ぎ続けました。
ファング:僕は、『色々』と思うところがあるので匿名希望。
GM:で、奇跡的に助かった人からは、シロガネともラルヴァとも違う、
3人目の正体不明の男が居た、という情報が手に入ります。
ファング:ふむ……、
ディック:その3人目の男の特徴は?
GM:そいつは、長い刀を腰に下げていたそうです。
という所で、今回のシナリオはここで終了なのです。
ミーシャに関しては、また後で登場するので、告白はさせん!
一同:お疲れ様でしたー!
リクス:そんな事だろうと思ったよ、ちきしょう!!(血涙)
<おわり>
<戻る>
注釈1:リプレイの様子と内容を、分かり易くする為に、かなり加筆・修正・脚色をしています。
注釈2:今回の内容は、あくまでもテストプレイです。
その為、今後、ルールが改訂される場合があります。