GM:では、LQセッション3PTは6回目、前回のお浚いです。
   前回は、国家転覆の野望を食い止めました。
   あと、イルカアゲイン、以上。
アレスタ:半畜の首に薔薇の鎖が掛かった。
ファング:そして、必殺技の反動で地獄の筋肉痛に教われました。(まて)
アレスタ:ほ〜れ、つんつん。(棍で)
ブラム:「筋肉痛なんざ気合で動け!」
ディック:「情けねぇな、武器オタクは……走り込みが足りないからだぜ?」
リクス:「低周波、低周波……」
ファング:「い、いや、ちょ……っ!?
     こ、これ以上は止め……ぎゃあ〜!」
     うららかな昼下がりに響く悲鳴。(笑)
GM:ファング南無……、





『Leaf Quest TRPG』リプレイ

ぜぶら〜ズ冒険譚 6

『クライシス・アイランド』







GM:んじゃ、最初はムービー流します。
ファング:ア○シャードガイアの、
     マスターシーンみたいなもんですね。


 それは、数年前――
 とある地図にも載っていない孤島にて――

イカマン:「あれ? これは……?」

 そのイカ男が見付けた『何か』は、力に溢れていた。
 想いを寄せるクラーケンに釣り合うようになるには十分な力。

 彼が望み、求め続けた力……、

 彼は、恐る恐る、しかし、確固たる信念を持って、
その黒いクリスタルを、口中に放り込んだ。





―― PHASE-01 動き出しちゃった企み ――


ブラム:そういや、ストールのやつはどうしてるんだ?
GM:ぶらぶらしてる。
ブラム:ぶらぶら……って、ちょっと待てい!
    着いて来てるんだよな。
GM:着いて来てはいる。街で、のんびり冒険者をやってる。
ブラム:せめて 目と牙の隠し方くらいは教え込んでおかんと……、
    あいつなら……素のままで出歩く可能性がある!
ストール:「HAHAHAHAHA、おぜうさん、どうです?
     そこの焼き肉屋で、カルビの食べ放題セットなどご一緒しませんか?」
     と、無駄にテンプテーションしてたり。
ファング:愉快だ、コイツ。
リクス:楽しんでるな。
エリィ:……殴っていい?(こらこら)
ブラム:「はぁ……アレがオレの弟か?」(溜息)
リクス:俺は、あの本の大惨事(本雪崩れ)で、
    偶然、見つけた魔道書を部屋で読んでる最中だ。
アレスタ:わしは、前回手に入れた魔方陣大全を熟読していよう。
     どうやら、この本を調べれば、時間移動の方法がわかるかもしれんしのぅ。
     なにせ、これに触れた途端、あの半畜の弟が現れたくらいだし。
GM:その本には、確かに時空転移っぽい魔法陣もあるけど、
   はっきり言って、再現が不可能なほど運次第、と言う事だけはハッキリと判る。
アレスタ:なに、方法が分かっただけでも前進じゃ。
     時間は、充分にあるからのぅ。
ファング:では、学園に戻ってくる際に、仲間にある書類を渡します。
アレスタ:「む? 武器屋? 何じゃ、これは?」
ファング:「前に話していた悪巧みの、提案書類です。
     コレを魔術担当、剣術担当の先生、おキクさんなどの、
     親交のある先生方に渡しておいてもらいたいのです」


題名:生徒に対する冒険への意識変更について
目的:生徒達に欠けている意識の補填、及び冒険に対する意志の変革
内容:現場(冒険者としての)で培った経験を元にしての講義、
   及び人間種以外への認識の変革。
   戦闘対象へ対しての意志変革。
必要なモノ:冒険に出る前の授業時間、
      及び希望する生徒へ個別指導を行う為の教室・器具
影響とメリット:指導内容によっては魔物への攻撃衝動の低下も考えられるが、
        ソレ以上に、今、現在、横行している人間種以外に対する偏見と、
        いわれなき暴力の緩和に繋がると考えられる。
        また、任務遂行時に異種族との接触があった場合に、
        必要以上の交戦を避けえると考えられる。
追記:戦士、兵士として育成するのであれば、
   敵は全て『邪悪な存在』と決め付けるのも手ではあるが、
   『冒険者』として羽ばたく以上、その意識は、
   かえって足枷となる恐れが十分に考えられる為、
   一考の程、お願いするのです。



ファング:「……こんな内容です。
     口頭より、形のある書面の方が話も通し易いと思ったので、
     寝込んでる間に用意しておきました」
アレスタ:「ふむ……ならば、魔術担当は、わしが引き受けよう」
ディック:「ふぅん……じゃあ、オレは魔術と野外スカウト、ってトコだな」
ファング:「屋内スカウトの方は、僕からも話を通しておくのです」
ブラム:「オレは、剣とその派生か?」
ファング:「はい、お願いします」(ぺこり)
GM:(ホントに書類っぽく……なら、これを展開に使わせて貰うか)
   んじゃ、タイミングの良い事に、
   リクス、君は、剣術一般担当のレパード先生から呼ばれ――
エリィ:「わたしは、格闘技と錬金?」
ファング:「卑怯なやり方かもしれませんが……、
     特殊な内容である以上、賛同してくれる先生は多いほうがいいので……」
アレスタ:「価値観の相違が、これで、すぐ無くなるとは思えんが、
     一石を投じる事はできるじゃろう。
     あとは、長い時間を掛けて、
     少しずつ変わっていってくれるのを願うしかあるまい」
リクス:「まぁ……ブラムには及ばないが、何とかやってみるよ」
ディック:「誰かがやんなきゃいけねぇ事だし……な」
アレスタ:「うむ、未来を知る、わしらの務めじゃて」
GM:なんつ〜か、レッサーの絶滅も回避させそうな勢いですな。
レパード:「先生が呼んでも来てくれないんだね……、
     いや、いいんだ、うん……寂しいのは僕だけなんだよ」





―― PHASE-02 ザ・行方不明 ――


リクス:「あれ? 先生だ……どうかされました?」
エリィ:「レパード先生……泣かないで……」
アレスタ:「不憫よの……もう少し図々しく生きてみてばどうじゃ? 黒いのを見習っての」
レパード:「ま〜、それは兎も角……、
     リクス、君の剣技が、少々、僕らの物と違うと聞いて、
     少し手合わせしてほしくてね」
     因みに、この人『ツキに見放されてるヤツ』な匂いがぷんぷんします。
リクス:「ええ、いいですよ」
GM:んじゃ、運動場の訓練場所に移動して、組み手が始まります。
エリィ:ティオ先生のもとへいってこよう。
ブラム:面白そうだから、組み手見学だな。
ファング:「というわけで、僕は書類手渡しと説明にいってきます」
     現場から離脱して、購買とロニィ先生のところへ向かおう。
ディック:「あん? どの口がほざいてんだよ?」
     アレスタの口をびろーんと引っ張る。
アレスタ:「いひゃい! いひゃい!
     ひゃなひゃんか、ひょのくりょひの〜!」
GM:で、お互いに1本取ったところで、
   レパードが「やはり、大分違うね」と言います。
リクス:「やっぱ、剣技って人それぞれだな〜」
レパード:「というか、これが時代の違い、とでもいうのかな。
     君の剣は、リーザス剣士と神殿騎士の中間のような感じがする。
     もっとも、その両方よりスキが少ないけどね。
     その剣技なら、並のリーザス兵なら、五分以上に渡り合えるだろうね。
     君は、良い師に出合っているよ」
リクス:「いい師ですか。親父がね〜……」
    と言って、飲んだくれ親父がフラッシュバック。
アレスタ:「ほう、大食いの評価はなかなかのものらしいのぅ。
     正直、武器を使った闘いには詳しくないでの」
ファング:――のんだくれ?!
エリィ:あは〜。
ディック:某混沌が浮かんだ。
エリィ:うんうん。
一同:あっはっは。


 その頃――
 某飲んだくれ――

飲んだくれ:「ぶえっくしっ!」
音痴:「うぉっ!?兄者風邪か?」


レパード:「じゃあ、一応、決着だけは付けておこうか」
     と3本目を始めよう、と構えます。
リクス:「いいですよ……これで決める!」
    本気で構える。
GM:と言うところで、ベネット先生の処に行った人は?
アレスタ:ベネット先生って、何担当でしたっけ?
GM:魔術ですね。
アレスタ:じゃあ、わしかの?
ディック:オレもだな。
GM:んじゃ、職員室に行くと、ベネットと、
   プレートメイルの男が、大真面目に何か話しています。
アレスタ:「失礼する。ベネット殿は、こちらに――と、失礼。来客中であったかの?」
ディック:「……あん? 誰だよアイツ」
ベネット:「あぁ、良いところに」
     隣の赤いプレートメイルのリーザス兵が軽く会釈しますね。
見学中のブラム:プレートメイルぅぅぅ!
        ちっ、行けば戦えたかもしれんのに。(マテ)
エリィ:――リック?
ブラム:洞窟に放り込んでやれ!!
ベネット:「こちらはリーザス赤の騎士団団長、リックさんです」
ファング:――ぶっ!(笑)
アレスタ:「うむ、お初にお目にかかる。
     わしは『至高の探求師』アレイスター・クロウリーじゃ」
ディック:「オレはディック=コールだ……、
     で? その騎士団長様が何の用なんだよ?」
リック:「お初にお目にかかります。
    リーザス赤の騎士団騎士団長、リックです」


 赤い死神『リック』――

 ランスシリーズに出てくるリーザス最強クラスの兵士です。

 ランスも対戦を嫌がる剛の者。
 鬼畜王では、相当お世話になるかも知れません。


ベネット:「実は……最近、リーザスで謎の誘拐事件が頻発しているらしく」
     ここも巻き込まれるかも知れないから、と連絡が来たところなのですよ」
ディック:「ここにも注意を促しに来たってトコか……、
     団長自ら、ご苦労なこった」
アレスタ:「ほう……それは物騒じゃのう」
     と、さりげなく、ディックのマントの裾を掴んでいよう。
ディック:「……あん? 何やってんだよ、色白チビ助?」
     今回は、裾を払ったりしません。
リック:「それだけ人手不足、という事です……、
    ここ数週間で、聖エリーゼを初めとして、五十数人が行方知れずになっています。
    犯行は、常に違う街で行われていますが、行動パターンの予測から、
    次は、ここで起こる可能性が高いと判断されたのです」
アレスタ:「それほどの人数が……誘拐される者に共通点などはあるのかの?」
リック:「女性である、未成年、学生……という以外は、共通点は見あたらないです」
ディック:「そいつぁまた……えらく限定的だねぇ」
アレスタ:「胸糞悪い話じゃの……で、誘拐犯から連絡は?」
リック:「現在、リーザス騎士団を初めとして、
    各都市自警団も動いては居ますが、
    まだアジトの場所すら掴めない状態で、連絡の類は一切ありません」
ベネット:「アジトのある辺りからダンジョンを生成する可能性が無くもないですから、
     潜る時には、一応、留意して置いてくださいね」
アレスタ:「攫うことそのものが目的かもしれん、か……、
     本気で胸糞悪い……一刻も早い解決を望むぞ。
     攫われた者達のためにもな」
リック:「誠意努力致します……では、私はこれで」
ディック:「全くだな。気に入らねぇ……、
     手が足りねぇなら、オレ達も協力は惜しまねぇぜ」
アレスタ:「なるほどの……当分は、女生徒だけの、
     ダンジョン実習は控えさせる必要があるのう」
GM:それについては、まぁ、無理しない程度に……と、愛想良く返されます。
   で、今週土曜は中間テストなのですが……、
エリィ:てすと、てすと、てすと♪
GM:一同、ロニィに呼ばれて、試験免除されてます。
エリィ除く一同:わーい♪
エリィ:ガーン……、
ロニィ:「あっ、きたきた、やっほ〜☆」
ファング:書類は提出済みでOK?
GM:OKです。
ファング:「こんにちはです……どうされました?」
ロニィ:「んっとね、事態を判りやすく簡潔に言うと、
    201……というか非常事態?」
ファング:「……話を聞かせていただけますか?」
     笑みを消し、仕事モードへシフト。
ディック:「簡潔になってねぇよ。分かりやすく言いやがれ、このなんちゃって」
ロニィ:「ストレートに言うと、ダンジョンから帰ってきてない女の子がいるのね。
    グロリアさんとレティさんなんだけど」
ディック&ブラム:「……何だってぇ!!」
ファング:「……何時頃からですか?」
ロニィ:「18時の強制転移の時点では、確認されてないねぇ〜」
ファング:今、何時ごろです?
GM:20時前後です。
リクス:「さっさと見つけないとやばいんじゃない?」
ファング:「2時間経過、ですか……」
     こっちにも、あの話はきてます?
アレスタ:誘拐の件か?もちろん、話した。
ブラム:「……強制転移?」
ロニィ:「あ、君達は、そんなに経験無いか……、
    このダンジョンはね、18時になると、
    中にいる生徒を外に出すためのシステムがあるの」
ブラム:「で、それが動いたにも関わらず、出てこなかった、って事か?」
アレスタ:「つまり、2人はダンジョンに取り残されているわけじゃな?」
ロニィ:「で、それにひっかからないって事は、
    外に連れ出されたか、或いは中に魔術的干渉を受け付けない場所があるか……って事」
ディック:「んなモン聞くのは後だ!
     で、最後に確認された場所はどこなんだよ!!」
ロニィ:「14階の階段下りたところまでは確認されてるよ」
ファング:「……その誘拐犯が、楽しみを後にとっておく性格なら、
     まだ大丈夫かもしれませんが……、
     (もし、すぐに手を出すような輩だとすると)
     今、ここで、急ぎ詰め寄っても事態は変わりません。
     速やかに救出し、解決する為にも、今はその怒りをこらえてください」
エリィ:「…………」(深刻な顔)
ロニィ:「幸いにして、学校の門からは誰も出てないらしいから、
    探すとしたらダンジョンの中、だね」
ブラム:「OKOK、ならさっさと行くぞ」
アレスタ:「よし、ならば、そこまでいくぞ! 急げ、黒いの!」
ディック:「これが落ち着いてられっかよ……、
     言われるまでもねぇ! 電光石火だ!!」
ファング:「強制退去の呪文を無力化するような輩が相手、ですか……)
GM:んじゃ、直ぐに入るのです?
一同:――勿論!!
ファング:「……落ち着け、といってもムリですか」(はぁ)
アレスタ:「というわけで、ロニィ殿、わしらが2人を探しに行くぞ。
     試験中では、他に行ける者もおるまい?」





―― PHASE-03 黒騎士ファイトォ! レディー、ゴォッ!! ――


GM:んで、問題の15Fですが……、
   ダンジョンの中とは思えないほど、豊かな森林&海洋地帯です。
ファング:周囲から、何か声とかは聞こえますか?
GM:声ではないけど、がちゃがちゃがちゃがちゃという音が……、
ファング:音のするほうへ警戒しつつ向かいましょう。
リクス:「――何の音だ?」
ブラム:何かありそうならそっちに行くぞ!
    他に、なんも手がかりないし……、(ぼそ)
ディック:「何の音だろうと関係ねぇ……皆、纏めて雷叩き込むだけだ!」
GM:音の出元は、少し開けた場所なのですが、
   そこには、ピンクの髪にウサ耳付けた少女と、
   緑のロングヘアの貧ぬ〜の斧持った女の子……型モンスターが1体ずつ。
   それと、真っ黒な動く鎧が63体。
一同:――多っ!?
アレスタ:また、中途半端な数字じゃのう。
GM:3体は、他に比べて、通信機能や運動性が強化されてるようです。
ファング:角付きか!
エリィ:とりあえず、女の子モンスターの保護〜。
ファング:「援護します、状況を教えてください」
     女の子モンスターと黒鎧の間に入りつつ。
???:「むむ、新手なのだ!?」
???:「ど、どうしよう、サチちゃん」
ファング:「この手の状況を見過ごせない変わり者ですよ。敵じゃないです」
     言いつつ、黒鎧へ向かって発砲しましょう。
???:「そこの黒いのは、どっちなのだ!?」
ディック:「落ち着きやがれ!
     信じられねぇと思うが、オレ達は敵じゃねぇ!」
エリィ:「敵じゃないよ」
???:「うぅ……だめ……ボク、もう動けない……」
???:「しっかりするのだキャラット!
    ここで捕まったら元の木像なのだ!」
アレスタ:「一体は残せよ、情報を吐かせる……、
     まあ、できればの話じゃが……」
ファング:「エリィさん、兎の子のカバーお願いします。
     ブラムさんとリクスさんは前衛、ディックさんとアレスタさんは援護をお願いします」
     指揮もってないのに、陣形指揮出しちゃおう。
ブラム:「まっ、黒いしな、オレの鎧」
    二人に背中向ける感じで黒鎧どもと向き合う。
ディック:「オードブル代わりだ……殲滅してやる!」
リクス:「じゃあ、あのアンテナっぽい奴を残せばいいんだな?」
アレスタ:「うむ、その通りじゃ!」
GM:んじゃ、鎧達は、明確な敵意を感じ取ったらしく「イーッ」と身構えます。
   そして、後方から更に3体の援軍がきます。
エリィ:どんどん増える〜?
GM:狼型の支援ロボと鳥型の支援ロボとシャチ型の支援ロボがやってきて、
   指揮官型とガンガークロス!
一同:まてぇぇぇい!!(爆笑)
GM:変形合体シーンはオミットします
一同:また許されざる暴挙を!?
GM:1体は専用クロスボウを構えた黒騎士ビーストに、
   1体は空中に浮いた黒騎士バーディーに、
   最後の一体はトライデントを構えた黒騎士ネイビーに変化しました。
ディック:DGかよ!(笑)
ファング:「空中のヤツは僕が相手をします。
     リクスさんとブラムさんは、別の二体をお願いします!」
     リニアガン構えて、前衛に指示。
GM:雑魚黒騎士も20匹ずつビースト、バーディ、ネイビーになります。
ファング:うはっ。
エリィ:わぁ〜お〜。
GM:……そしてね、ヘタに陸の上で変形しちゃったもんだから、
   21匹ほど、この瞬間に戦力外通告!
   ぴちぴちぴちぴちぴちぴちっ!(爆)
アレスタ:まるで、ビー○ト三銃士のメイ・マーみたいな奴じゃの。
ファング:涙流してまーめいどー♪
アレスタ:もしくは、ポ○モンのコイキング。
エリィ:コイキングを馬鹿にするなぁ〜。
GM:嗚呼、コイキング……、
   というわけで、敵はビースト21とバーディ21です。
   隊長機は局地戦補正入って強そうです。
   モブビーストが20、モブバーディが20、
   それぞれの指揮官型が1ずつ、戦力外通告21です。
   じゃあ、戦闘に入りますぞ。
   IVを振るがよい! こちらは鳥の(ころころ)+12で17!
アレスタ:なんだ、そのIV!?
ブラム:まてぃ! なんじゃ、その修正値!?
GM:鳥ですから〜。
エリィ:ヒーロー1つ投入します(ころころころ)18!
GM:んじゃ、そちら先行で、因みにモブは固定値やってみました。
アレスタ:なるほど、それは楽じゃの。
ファング:個人的に、今後の為に空中のヤツくらいは撃ち落しておきたい。
ブラム:魚って陸でビチビチしてるんだよな?
GM:最も、最近は諦めたのかぐったりしてますが。
リクス:悟ったのか!(笑)
アレスタ:まあ、ここでは、あまり時間は掛けられんぞ。
     かけた分だけ、レティ殿達の身に危険がおよぶからの。
ディック:短期決戦! 電撃戦法! 速攻だ!!
ブラム:って事で、クリムゾン宣言! 目標は獣と魚で。
    ヒーロ&予測は無しの方向で……、
    「チョイトばかし……おっかねぇが気にするな」
エリィ:怖ぁ〜。
ブラム:だって、ヴァンプの能力使用必殺だから隠せないんだよ、これ。
ディック:永遠に付きまとう問題ですな。
GM:へたにアルクやルミラの前でやると、どつかれます。
ファング:たしかに。
ディック:鳥にマハジオダインを放ちます!
     「今のオレは加減は効かねぇ……全部焼き鳥にしてやらぁ!!」
     (ころころ)発動して(ころころ)命中13。
GM:ん、鳥隊長は20で避けた、鳥モブは命中。
ファング:とんでもない回避性能だなぁ……、
ブラム:ちょっ おま、その修正値。
ディック:うわ、なんつ〜回避だ……、
     「雷よ……我が前を塞ぐ愚か者に裁きを!!」
     (ころころころ)ダメージ16点!
      くそっ……怒りで練り込みが不十分だったか!?
GM:鳥モブHP残24
エリィ:防御無し?
GM:当たれば丸抜け。
ファング:では、今後の憂いを断つ為にも、決戦モードでいきますか。


 ここで、ファングが、例によって、
ノアシステムを立ち上げ、鳥隊長を狙撃……、

 その命中が、なんとクリティカル!
 22点ものダメージを叩き込みますが、まだ墜ちません。


ファング:む、思ったよりしぶとい。
GM:一応、ベースは黒騎士だから、タフネスはあるわい。
ファング:しかしまぁ、ここである程度削っておけば楽になる、はず。


 更に命中をブーストしたリスクが、
ビースト隊長にノヴァを発動、3d振って12(出目1、2、4)という、
しょぼしょぼな命中を叩き出したのですが……、

 GMの振った回避は、それを更に下回る1ゾロ!

 防御無視で、なんと23点も叩き込みます。


GM:ぎゃーーーーーーー!
リスク:やったねっ!
GM:獣隊長残47点、まだまだ。
ファング:タフだ?!(笑)
GM:彼はタフGUYですから。


 持ち前のタフさだけで「やらせはせんぞ!」と、
耐えきった感のある獣隊長に、PT内からは呆れた声が続出です。

 その間にアレスタは、さっさと魔法陣を展開

 そして、ターン最後の行動……、
 アベレージ50なんて普通な「あの技」が発動します。


ブラム:命中判定……(ころころ)13!
    獣と魚 モブ&隊長まとめてゴーだ。
    「――当たりやがれっ!」
GM:モブは当たり、魚は問答無用で当たり、
   獣隊長は(ころころ)うん、回避。
ブラム:(ころころ)とりあえず、ダメージ51点だ。
    「避け損ねたヤツは仲良く死んどけや!」
エリィ: あはー。
ファング:見事に吹っ飛んだ感じですな。
GM:うん、獣隊長と鳥以外が消し飛んだ。
   そして、獣隊長は、クリムゾンを見切る!
   「――見えるっ!」
アレスタ:キュピーンッ!
ブラム:「どこのNTだ、てめぇ!」


 とまぁ、こっそりNTの真似事とかしてますが……、
 GMの内心としては……、

「壊滅……!? 63体の黒騎士が壊滅……1Tもたずにか!?」


ファング:「コレヨリ、追撃ヲ開始スル」
     空隊長へ、リニアガン・フェアリィ・魔眼・ワンホール!
     (ころころ)24で命中!


 えぇ、ここで、クリティカルとか、
出されたら、鳥隊長はどうしようもありません。


GM:あおくねーむるー、みずのほしーにーそっと〜♪
ブラム:Zかぁ……懐かしいな。
ファング:「センメツ――スル」
     無機質な声でヒーロー、ダメージに追加!(さんころ)24点!
GM:(ころころ)3点防御!
   残り7……生きてる、どうにか撃墜されてない!
ファング:「目標ノ生存ヲカクニン。アクチュエータ部分冷却開始」
     アーマーの間接部分から蒸気ふきだそう。
GM:じゃあ、生き残り騎士部隊は、撤退していきます。
   戦力比から言ったら、全滅と言っても過言ではないわ〜!
ディック:「ちっ……待ちやがれ! 殲滅してやらぁ!」
アレスタ:「ふん……大したこと無い奴らじゃったの」(手をパンパン)
ブラム:「ちっ、仕留め損ねたか」
ファング:ま、まぁ、次に遭遇したら、ほぼ一撃で仕留められる状況かと……、
     今回の決戦で出なかったら、ソレはそれで。
エリィ:「ほっ……」
リクス:「逃げ足だけは速いね〜……」





―― PHASE-04 推参! 湖の騎士 ――


ファング:「……大丈夫、ですか?」
???:「あ、危なかったのだ……あんた達強いのだな」
???:「こ、こわかったぁ〜……」
ブラム:「血が……たりねぇ……流しすぎたぜ」
ディック:そこで吸血衝動判定だ。(マテ)
GM:二人とも美少女だしね。
ブラム:とりあえず ハーブスとヒールズと、
    安らぎ1つずつで回復(いっころ&ころころ)……4と5。
ファング:「よろしければ、君達が襲われていた理由を教えてもらってもよいですか?
     あっ、僕の名前はファングです」
GM:その言葉に二人は顔を見合わせます。
???:「……ひょっとして、あいつらから助けてくれるのか?」
アレスタ:「そうじゃ。わしらは、その為に来た」
ディック:「あいつら? オイ、お前ら何か知ってんのか!」
     思わず詰め寄ります。
???:「…………」(びくっ)
ファング:「落ち着いて下さい。怯えてるみたいですし……」
???:「そこのダークエルフの人、キャラットが怯えてるのだ。
    できれば、少し落ち着いて欲しいのだ」
ブラム:「で、お前さんらはやつらに何かしたのか?」
    まだ、ちょいとクリムゾンの影響が抜けてない状態で、訊ねる。
ファング:「頼りないかもしれませんが……、
     力になれるかもしれません。教えてもらえますか?」


 女の子モンスター、キャラットと、
山のサチから、追われていた理由を聞き出す冒険者達。

 ここで、イカ男爵と勝沼伸司という名前を聞き出します。


ブラム:「逃げてきた、って事は場所はわかるか?」
山サチ:「判るのだ、この森を抜けて……でっかいお城があるから、そこに居るのだ」
ファング:「城、ですか……」
     彼女達に案内は頼めないし、連れて戻る時間も惜しい。
     かといって、ここに置いていくわけにもいかない……、
エリィ:「城かぁ……」
キャラット:「一番最後に連れてこられた女の子二人が、
      詩魔術っていうのを使って、見張りの目を誤魔化してくれたんです。
      それで、どうにか……」
ディック:「成る程……そこが奴らのアジトで元凶って訳か……潰す!」
     バチバチとスパークが走る!
ブラム:「OKOK……お前さんらは二人で平気か?
    こっちも時間がおしくて……って、詩魔術だと!」
ディック:「間違いねぇな、デカブツ……多分、レティとグロリアだ」
リクス:「あの二人、無茶するな〜」
ファング:よし、ご都合1点消費。
     鎧の通信機使って……ジグルドを呼びますよ。
アレスタ:なるほど、ジグルドがいたか。
ファング:「こちら○○地点、至急、救援をお願いします」
GM:んじゃ、BWS装備で来てくれます。
ブラム:飛ぶのか! 飛ぶんだな?


 で、やってくる護衛機。(笑)


ジグ:「ここに来るまでに状況は理解している、支援は任せておけ」
   と、ズサばりにミサイル詰め込みまくったBWS積んでます。
ファング:「彼女達を安全な地点……僕の工房まで護衛してください。
     その後は、引き続き警護をお願いします」
ジグ:「了解した……が……いや、杞憂ならそれに越した事はないな」
ファング:「……『人間』が信用できないから、君に警護をお願いするのです。
     最悪、僕が全ての責任を負います」
ジグ:「厄介なものだ……まぁ、微力は尽くそう」
ファング:コレで、悲劇はふせ……げるといいなぁ。
ブラム:「さて、後衛の憂いがなくなりゃ前進するだけだろ?」
    血が足りねぇのは気合でゴーだ。
GM:では、山サチに教えられたとおりに、
   森を抜けると禍々しい城があります。
ファング:「……悪趣味な城ですねぇ。
     持ち主の性根が見えるみたいです」
     GM、見張りとかいますか?
GM:いないっぽく……、
   というか、君らが致命的打撃を与えて消し飛ばしたろう。
リクス:「入るなら、今がチャンスだな」
アレスタ:なるほど、追っ手だったというわけか……、
     随分と大袈裟な数だったがの。
ファング:「……急ぎましょう。敵は僕らの出現に気付いてるはず」
エリィ:城の回りを散策〜。
GM:回りを散策するなら裏の方から……、
   「――ねぇ、いつまでここに隠れてるの?」
   「いや、もう少し、周囲の状況判るまで」
   と、小さな声がします。
ファング:行ってみます?
ブラム:「……誰の声だ?」
    GM、その声に聞き覚えは?
GM:聞き覚えはない。
   で、行ってみるなら跳ね橋の裏に、
   ぴったりとへばりついた、青い鎧の美青年と、
   どこか細い感じのする美少女が居る。
   なんていうか、凄くシュールな光景です。
ファング:「……何やってんですか、君ら」
エリィ:「…………」(呆れ)
騎士っぽい男:「む、なんかいきなりばれたぞ、ヴィヴィアン!?」
謎の美少女:「あんたがっ! こんな変な隠れ方するからでしょーが、ランスロット!」
ファング:「敵じゃないです。
     少しは黙りやがって下さいお願いします」
アレスタ:「こんな所で逢引か? もう少し状況というものをだな……、
     ――って、ちょっと待て?
     今、おぬしら、何と言った?」
ディック:「っておい……今、ランスロットって……!?」
ヴィヴィアン:「あ〜、御免なさいね、色んな意味で驚かせて」
GM:女の子は直ぐに、青年の方は渋々と言った感じで降りてきます。
エリィ:「……誰?」
ファング:「……?」(首傾げ)
ランスロット:「あぁ、湖の騎士、サー・ランスロットと言えば、俺の事さ」
ディック:「史上最悪の女たらし……だっけか?」
アレスタ:「猫娘! その男に近付くな!
     3メートル以内に近付いたら妊娠させられるぞ!」


 しかし、湖の騎士こんな性格にしちゃって……、
 言ったモン勝ちの法則とか掛かりそうだなぁ。

 セイバーさんが現役だった頃の時代で、
SS書こうと思ってらっしゃる方、刺さないでくださいね?(爆)


ヴィヴィアン:「そう! 本気で近寄らない方が安全よ!」
ランスロ:「ヴィヴィアン……お前は、なんで、こーいつもいつも!」
ファング:「とりあえず、話が進みませんから、
     お互いの状況について情報交換しません?」
     と、片手を上げて提案する。(笑)
アレスタ:「で、おぬしら……こんなところで何をしとる?」
     ディックの後ろに隠れつつ。
ランスロ:「かくしかって訳で、なんかこんな所飛ばされてよ。
     しかも、いきなり誘拐事件の解決に協力しろ、だぜ?」
ファング:「なるほど……僕達も似たような状況です」
ディック:「何でテメェまで隠れてんだよ……、
     まぁ、ともかく、目的は同じって事だな」
ファング:(でも、戦力として数えれる人間が増えるのは有難い。
     これなら、あのプランがいけるか……)
     「ここは、共同戦線といきません?」
ランスロ:「あぁ……エリアス、ユィリィ、カミーユ、シールズ、
     ランラン、ファンファン、ランファ、シルフィー、
     アルト……あ、いや、セシリー、アイナ……」
ブラム:「どんだけ手ぇ出してんだよ……」
ヴィヴィアン:「……そうね、目的が同じなら協力しない手は無いわね」
ファング:「救出班と突入班に分け、
     突入班が正面から陽動している間に救出班が救助対象を確保。
     救助対象の安全を確保した後、合流し誘拐犯の殲滅、というのはいかがでしょうか?」
     人差し指を立て提案します。
アレスタ:「つまり、この女の敵な騎士殿に生贄……、
     いやいや、人柱……いやいや、囮になってもらうわけじゃな」
ランスロ:「こんな処で、このツンツン娘と一緒よりは、
     街で女の子達とにゃんにゃんいちゃいちゃしてたい」(きっぱり)
ディック:「なぁ、アンタ……コイツ焦がしていいか?」
     ヴィヴィアンにランスロ指差して。
アレスタ:「まぁ、聞け、騎士殿……この中には、誘拐された女達が大勢いるぞ?
     助ければ、ヒーローじゃのう? モテモテじゃのう?
     どうじゃ? やる気にならぬか?」
ランスロ:「おーっし! さー、皆の衆!
     さっさと、捕われのお姫様達を助けに行くぞ!」
ファング:そして、突撃。
一同:判りやす過ぎるぞ、湖の騎士!!(爆笑)
リクス:「あいつの扱い方がわかった気がする」(汗)
アレスタ:「……うむ、コントロールしやすい輩じゃな」
GM:ランスロットは手にした剣を一度鞘に収めると……、
   「……水龍よ……切り裂け……ハイドロスラッシャー!」
   と、必殺技で門を切り裂きます。
エリィ:目立つ〜!!
ファング:「……えーっと、すいません。
     危なくなったら切り上げて下さい。
     今の内に、僕達は、救出作戦を開始します」
     ひじょーーに申し訳なさそうに。(笑)
ヴィヴィアン:「はぁ……良い? 本気で気を付けるのよ?
       ここには禍々しい気が漂ってるから」





―― PHASE-05 突入! 風雲イカ男城! ――


ファング:「現時刻より作戦を開始します……いきましょう!」
     GM、裏口あります?
GM:あります。
アレスタ:「まあ、あんなでも、円卓に名を連ねし騎士じゃ。
     滅多なことじゃ死なんじゃろ……、
     まあ、死んでくれた方が良いのかもしれんがの」


 ここで、お約束の盗賊3点セット(罠発見、聞き耳、罠解除)をやるのですが、
こー言うところで、やはりファンブルに頼るファングが居たり。(笑)

 でも、普通に成功して、鳴子を2個発見。


GM:じゃあ、裏口ですが、(イベントダイスは5……あ、楽になっちゃった)
   扉を開けたら、クラーケンが驚いたような顔つきで立ってます。
ブラム:……はい?
クラーケン:「……!?」
リクス:「――敵か!?」
ファング:デスペラード抜き、
     クラーケンを取り押さえて、こめかみに銃つきつけます。
クラーケン:「……っ!」(わたわたわたわたわた)


 気持ちは判るが殺すなぁっ!?(笑)


一同:騒ぐな、暴れるなと威嚇!
クラーケン:「……っ!?」
エリィ:クラーケンって女性モンスターのアレだよねぇ。
GM:アレですよ。
ブラム:おっ? イカじゃないのか?
リクス:「ちょっと待て……なんか違う」
ファング:「抵抗しなければ、僕は見なかった事にして君をここに置いていく。
     だけど抵抗するようなら……遺憾だが殲滅せざるをえない……わかってくれるね?」
ディック:「徹底的に犯した後、
     焦がされたくなかったらおとなしく……ってとこだな」


 描写って大事だね、と心底思った一幕でした。
 てゆーか、その隙を与えてください。


クラーケン:「…………」(ちゃら)
      クラーケンは懐から鍵を一束取り出しますね。
      で、しきりに建物の地下を指さします。
ディック:「もしかして……牢屋の鍵か?」
クラーケン:「…………」(こくこく)
ファング:「……そこに攫われた子達が?」
クラーケン:「…………」(こくこく)
ファング:「……ありがとう。そしてゴメン、手荒な真似をして」
     デスペラード仕舞い、クラーケンを解放しましょう。
リクス:「おっ、いい子だ」(頭をなでなで)
ブラム:「おうけいおうけい……んじゃ、さっさと行くか!」(鍵束受け取りつつ)
GM:んじゃ、クラーケンは、鍵を渡して、
   ぱたぱたと何処かに去っていきます。
エリィ:「ごめんねぇ〜」
ファング:「……急ぎましょう」
ディック:「……うっしゃ!」(ファングに続く!)
GM:んじゃ、城のロビーは……阿鼻叫喚の地獄絵図です。
   そっちの方で、拷問戦士が延びてたりします。
ファング:すげ、ランスロット、ちょうぐっじょぶ!
ディック:よし、今の内に急ぐぞ!


その頃のランスロット:
「ふぅーはははははぁっ!
           
逃げるヤツぁイカマンだ!
           
逃げねぇヤツぁ訓練されたイカマンだ!」


ブラム:「バカもここまで行くと……すっげぇバカになるんだな」(←褒め言葉)
ファング:「(ぼそり)本当にダンジョンは地獄だぜ〜、ふぅあははははははー」(小声で)
アレスタ:「バカはバカでも……大バカだったか」
エリィ:「極めれば、すごいってことだよね」
ディック:「バカだ……バカの極みだ……」(呆れ)
リクス:「ココまでいくと脱帽物だな……」
アレスタ:「いっそ清々しいのぅ……好感が持てるな」
GM:んじゃ、人一人通るのがギリギリの階段を下りると、
   「ん〜? 交代の時間でちゅか?」





―― PHASE-06 敵はよく考えて出しましょう ――


エリィ:――女殺し!(すかさず&きっぱり)
GM:その通りだが、先読まないでおくんなまし。
ファング:「ああ……君は休んでてくれ。未来永劫」
     リニアガンを突きつける。
女殺し:「そう言われて動かないバカは居ないでちゅよ!」
    と手にした包丁を凪いで距離を取ります。
ブラム:なるほど……攻撃通らないんだよなぁ。
    女性牢の見張りには最適か。(うろ覚え知識)
ファング:オープンコンバット!
アレスタ:「仕方ない……少し、眠ってもらうかの」
女殺し:「番犬達はよっぽど無能だったようでちゅね。
    でも無駄でちゅ。ボクがここに居る限り、女の子達は決して抵抗出来ないでちゅよ!」
ディック:「じゃ、男は抵抗できんだよな?」
ファング:「……ごめん、僕、男なんだけど」
ブラム:「で……俺達相手にどうしようってんだ?」
リクス:「女がなんだって?」(ニヤッ)
女殺し:「抵抗でき……ていこー……」
    視線がブラム→ファング→リクス→ディックと巡って……、


女殺し:「――超絶ごめんなさい」


ディック:「……さて質問だ。
     串刺しか、黒コゲか選べ……すぐにだ!!」
女殺し:「いぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 しばらくおまちください。

 ――で、何故か歌い出す一同(笑)


リクス:こどものこ〜ろの♪
ファング:ゆめわぁ〜♪
アレスタ:うったわれる〜もの〜♪
ディック:箱根の皆さ〜ん♪
GM:きんっきんっきんっきんっ(剣戟音)
一同:うったわれる〜もの〜♪
   おっれったちうったわれる〜もの〜♪
   ヘヘイへ〜い♪



ファング:しかし、ノリノリだ私ら。
アレスタ:外はもっとノリノリだ。
GM:んじゃ、簀巻きで、ぼこぼこにされた女殺しが、
   いきなりアップで写ります。
女殺し:「マジですんませんッス。
    自分、ちょっと調子のってたっていうか……のぉぉぉぉっ!」
ファング:「というわけで、情報を教えてくれないと、
     君をこの世からFly Highしないといけなくなるんだけど……、
     知ってる事、全部教えてもらえる?」(にこにこ)
GM:んじゃ、これまで捕まえた女の子達は、
   皆、此処に閉じこめていると言う事が聞けます。
ブラム:「こいつ(女殺し)がここに居るって事は、
    この奥は、全部、女子牢か?」(表情引き締め)





―― PHASE-07 再会は牢獄で ――


ディック:「よし……行くぞデカブツ!」
ブラム:「ってこたぁ……かまってる暇はねぇな」
    グロリア&レティ、あとその他大勢を探さないとな。
アレスタ:「……ここから先は、最悪、女には刺激が強いかもしれん。
     ネコ娘、ここで待て」
GM:ついでに、女の子達は、一応、心身共に無事なそうです。
   何せ、イカ男爵は一生に一度しか出せない身体だし、勝沼はスペクターなので。
ファング:正直、逃したって情報から、
     最悪、拷問にかけられてたかもしれない、って想定があった。
ディック:ああ……ホント良かったぜ。
ブラム:で、GM……居るか?(誰が とはもう言わない)
リクス:「とりあえず、牢屋の女は、無事だとわかったが、
    あの二人は、いったい何処にいるんだ?」
GM:居ますね、扉を開けるなり、詩魔術で呼び出された、
   巨大ハンマーが目の前にすっ飛んできて……、
   「レティ、ストップ! ブラム達ですわ!」
   と聞き慣れた声が……、
アレスタ:――だが、もう遅い!
ファング:なーむー!
ブラム:「よぉ、ずいぶんなご挨拶じゃねぇか?」
    ガツンと受け止めながら、ニヤリと言ってやろう。
ディック:「……おおっと! それだけ元気なら大丈夫だな」
     こっちは、スピードで華麗に回避!
グロリア:「……ブラムヴァンッ!」
     と、人目も憚らずにダイブ!
アレスタ:そこへ、後ろから、ブラム達に膝カックンしたい。
ブラム:ヤッテミレヤ。
ディック:「レティ! 大丈夫か!?」
レティ:「ディックさん……よかったぁ」
    こっちは気が抜けたのか、腕の中にぽふっと倒れ込みます。
ディック:「大丈夫だ……もう大丈夫だ」
     そのまま、そっと抱き締めてあげます。
アレスタ:「……まあ、今回は大目に見てやるかの」
ブラム:「まったくよぉ……元気そうで何よりだな」
    抱きしめつつ、頭をポンポンと……、
GM:いい雰囲気の所悪いけど……、
   「――やはり貴様等か」
   と背後から声がします。
ファング:「――!?」
     リニアガン構え、そっちへ戦闘体勢!
GM:「ガディム様の計画を邪魔してくれた罪、その命でつぐなっ……つぐっ……!?」
   声の方に振り返るとラルヴァが……いしの なか にいる!(爆)


 マロールするなら、正確なマッピング必須です。
 えぇ、こーなりますから。(笑)


一同:( ゜∀゜ )アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
ラルヴァ:「しまったーーーーー!
     ハマっちまったーーーーーっ!?」
一同:セーブされる前にリセット!
   てか、笑い殺す気か、GM!
ブラム:「……なんだ、あいつ?」(首かしげつつ苦笑)
ディック:「……で? 誰が命で償うって?」
ラルヴァ:「うぉっ!? しかも出れねぇっ!?」
アレスタ:「はっはっはっ〜!
     初見の時の威圧感は何処へやらじゃのう?」
リスク:「なんともマヌケなラルヴァだな……」
    と言いつつ、式典準備する。


 さあ、良い頃合いだし、ヤツを出すか。


ランスロット:「女の子達はここかぁーーーーー!?」
       と、アロンダイトで、ラルヴァ毎、壁をぶち抜いて、
       ランスロットが出てきます。
       「――ん? 今なんか踏んだか?」
アレスタ:おいおいおいおい。
リスク&ファング:「……あ」
ディック:「ああ……バカ登場だ」(呆れ)
アレスタ:しかし、助けられた女子達は、
     まるでインプリの如く、すでにファングに、
     ハートマークだったりするのであった!
ファング:え?! こっちに?!
エリィ:リクスさんじゃないんだ?
リクス:俺? 何もやってないもん。
ランスロット:「なにー!? くそぉ、ちびっこ!
       お前、ガウェインの野郎かこぬやろ〜!」
       と、ファングのほっぺたぐにぐに。
ファング:「イ、イひゃいいひゃいいひゃいでふーーーー!!」(ぐにぐに)
アレスタ:まて、ガヴェインもイイトコ取り野郎だったのか。
エリィ:「ファングさんをいじめないでぇ〜」(ランスロットに)
ファング:「……いたた」
     伸ばされた頬をさすりさすり。
ランスロ:「んで、後は謁見室くらいか、調べてないのは?
     さっき、クラーケンちゃんが1匹入っていったの見てな。
     ちょっと気になるんだよ」
ディック:「確かに、それは気になるな」
アレスタ:「確かに気にはなるが……まずは、民間人の安全確保が最優先じゃの」


 ここで、何かの気配を、
感じ取ったヴィヴィアンが、恐怖に打ち震えたりしてます。


ランスロット:「……ちっ、あんた等、その子たちと、
       ヴィヴィアンを連れて先に逃げてくれ、俺はやる事ができた」
ファング:「……僕達だと足手まといになるような、相手なのですね」
     初期に攫われたような子達が歩けるように、ハーブズとか与えましょう。
ディック:「舐められたもんだな、オレ達も……」
     わざと皮肉っぽく言ってみます。
アレスタ:「とはいえ、おぬし一人だけで、どうこう出来るモノなのか?」
ランスロット:「かなり厳しい……こういう時に、
       ラグネルとガウェインの野郎がいればな」
ブラム:「っと、グロリア……渡してたヒールズ、まだ持ってるか?」
    正直、クリムゾンは撃てても、ブラッディは撃てない。
グロリア:「えぇ、大丈夫……、
     出来る限り、私とレティで傷を癒しますわ……、
     ただ、ちょっと効果が出るまで時間のかかる詩ですの。
     だから、ブラムヴァン、先に、あのイカをはっ倒してきなさい!」
アレスタ:「ならば、その2人の代わり……わしらが勤めよう。
     この女達は、グロリアとヴィヴィアン殿に任せておけば良い。
     そのくらいは出来るじゃろう? 泉の妖精殿?」
ヴィヴィアン:「だ、大丈夫……ランスロット、お願いね?」
ブラム:「そっか、んじゃぁ、任せたぜ」
    グロリア&レティに、女の子達の回復を任せて、
    ちゃっちゃと牢の階段のぼって行こうとする。


 正直、ブラムが必殺技撃てない状態では、
かなりキツイ相手ではあるので、ここでブラムを回復させる事にしました。

 ほら、イベント起こせそうな所では起こしておかないとね?


グロリア:(すかさず)「――あ、ブラム、お待ちなさい」
ブラム:「……お?」
グロリア:「その様子、どうせ要らない血を流してきたのでしょう?」
ブラム:「要らないって事はないぜ?
    お前さんを探すのに必要だっただけさ」
グロリア:「……い、いまなら誰も見てませんから、早く吸っておしまいなさい」


アレスタ:キタ! キタヨ!
ファング:きたよ!
エリィ:いっちゃうよ!
ディック:キターーーーー!



 仲間達までワクテカの図。(笑)


ブラム:GM、衝動判定”自主的に”失敗いたします。
GM:問題ありません。


 ――だが、詳細はカットする!!


アレスタ:ちなみに、これって、吸血鬼的に言うと、
     もう、ほとんど婚姻の誓いに等しいのよね!
ファング:きっと、ここはイベントCGがあるっ!


 そして、ブラム全快。


ブラム:「……輸血パック、もう吸えねぇかもしれねぇ」(ぼそ)





―― PHASE-08 てめぇは俺(等)を怒らせた ――


ディック:「さて……んじゃ、行くか。
     レティ……オレ、必ず戻って来る。
     そしたら、皆で一緒に帰ろうぜ!」
レティ:「……はい!」
アレスタ:「グスグスするな、黒いの! いくぞ!」
     立ち去り際に、レティ殿にビシッと棍の先を突きつけてから、走り出してやる。
GM:謁見の間には、半透明な影と巨大な影があります。
スペクター:「来たね、愚か者ども」
イカ男爵:「ふん、遅かったな、既にこのクリスタルの力は我が物となった」
ディック:「さてと……うるせぇよ、糞(ファッキン)悪霊に、糞イカ」
ファング:「……君達が、黒幕か」(リニアガン構えつつ)
アレスタ:「ふん……そんな石ころが何じゃと言うんじゃ?」
リクス:「ごたごた言わずに、さっさと食わせろ、イカ+α!
    こっちは腹減ってるんだ!」
スペクター:「ふふふ……この俺が、逃げた二人を放って置いた、なんて思うなよ?」
イカ男爵:「既に回収にはヤツが向かっておる。
     山のサチは名器と有名だからな……ぐふふ……楽しみだ」
スペクター:「舞鶴から連れてきた女の子達もいい感じっぽいからな〜。
      ふふふ……涎がとまらねぇ……!」
ディック:「……どうやら本気で、この世に未練は無いみてぇだな」(マジギレモード中)
アレスタ:「サチ殿やキャラット殿ことか?
     それなら、2人の後を追った者の心配こそをするべきかもしれんのぅ」
ランスロット:「……ちっ、すっかり飲まれてやがるな。
       コイツ等は、もう手の施しようがねぇ」
アレスタ:「……まあ、ここで、おぬし達を消してしまえば、万事解決じゃ」
ファング:「遺言はそれだけかい? 蛆虫(ワーム)野郎」(スラング全開)
ブラム:「さぁて……先に存在を抹消されたいのはどっちだ?」
ディック:「何言ってんだデカブツ……二人纏めてに決まってんだろ?」
ファング:「……異存、なし。
     とっとと地獄の鬼どものSMプレイに叩きこんでやりましょう」
アレスタ:「こやつらは、誰の思い出にも残してやらんわ」
スペクター:「誰を消すって? お前等が? この勝沼伸司様を?
      ひゃーはははは! こりゃ、ここ暫くで最高のギャグだぜ!」
ブラム:「まとめて? 片方ぶち倒して、誰に喧嘩を売ったかを後悔させながら、
    もう片方を消すんじゃないのか?」
ディック:「成る程……そいつぁ良い」(にやり)
エリィ:「やっちゃえ〜♪」
イカ男爵:「お前達のような物は、我がすぅぃ〜とラブラブな島には必要ない。
     この地を汚したその罪を死んで償え……ん?」
     で、イカの足下で、さっきのクラーケンが、
     思い止まらせるかのように、イカのマントの端を引っ張っているが……、
     「――えぇい! 五月蠅い!」
     触手の一打ちで、クラーケンは、
     糸も容易く壁に叩き付けられ、昏倒する。
ディック:「――!! 今の行動で、テメェらの死は確定したぜ!!」
スペクター→勝沼:「さ〜、殺りあおうぜ!
         おっと、騎士野郎、てめぇの相手はコイツだ!」
GM:ランスロットをとんでも無く早い、
   強力な何かが部屋の外へ叩き出す、扉が閉まって……戦闘開始だ!
ブラム:「……てめぇ」
    イカを見る目が恐ろしく冷め切って、黒い筈なのに、紅い時よりも鋭い眼差しに。
アレスタ:「どうやら、死ぬ以上に恐ろしい目に遭いたいようじゃの。
     もう、泣いて頼んでも楽には殺してやらんぞ」
リクス:「……死刑執行確定」
イカ男爵:「我は力を手に入れたのだ! 最早、何者にも屈さぬ!」
ディック:「遺言は終わりか? なら死にやがれ!!」
GM:と言うわけでIVどうぞ。
   敵の数値は(ころころ)13です。
エリィ:ヒーローつかって15!
ブラム:まぁ、HP全快したしぁな……ブラッディをイカにぶち込む!
    両手持ち、予測戦闘命中UP、ヒーロー命中に1点、ダメージに3点!
    1回で全力ぶち込んでやる!
    だが、命中判定とダメージ判定はターン最後だ。(苦笑)
アレスタ:「皆、あのスペクターはわしに任せろ! イカに攻撃を集中じゃ!」
ファング&ディック:「――了解!」


 そして、PTの長く苦しい(セルフでの)大ピンチが始まりました。

 怒り心頭の全員が全員、
持てる最大の必殺技を叩き込み続け、
イカ男爵もPTもガリガリ削れていきます。(笑)

 なにせ、PTの技は、ほとんどがHP消費技なので……、

 ――先陣を切ったのは、ディックの黒迅風。


アレスタ:「一撃で決めてやれ、黒いのっ!!」
ディック:「言われるまでもねぇ!」
     (ころころころ)ブーストして命中21!
イカ男爵:(ころころ)18……くそぅ、あとちょと!
ディック:「オレは……速さなら誰にも負けねぇ。零距離、取ったぞ!」
     ダメージは、クリティカルして38!
イカ男爵:く……(ころころ)18点防御!
ディック:抜けたのを3倍して30点のダメージ!
イカ男爵:ぎゃぼー!?
ファング:本日二度目、ノアシステム起動!
     目標(イカ)の全身チェック、パっと見で気になるところはありますか?
GM:とりあえず、軟体生物特有のつるつるぬめぬめで打撃、銃弾はあんまり効きそうにない。
   後は……イカって焼くと美味しいよね。
リクス:うんうん。


 ここで、ファングが、
ファイアナッツ(笑)を、ぶっ放しますが、結果は無傷。


リクス:こうなったら……もう一発ノヴァだ!
    命中にヒーロー1、ダメージに1で。
    (ころころ)17で命中!
    ダメージは……25だ! 因みに防御無視。(笑)
GM:ぎゃぼーーーーーーーーっ!?(ぱーとつー)


 続く、アレスタは魔法陣グルグル。

 そして、戦略兵器(笑)ブラムの攻撃ですが……、


ブラム:「てめぇの動きは丸見えなんだよ!
    避ける方向も、速さもな!」
    命中はブーストして19!
イカ男爵:(ころころ)よっしゃぁ!受動回避!!
ブラム:出目同じか、こんにゃろう!


 と言う事で、僅かに生きながらえたり。(笑)

 ここで、ブラムはセルフで53点のダメージ。

 とはいえ、皆、HP消費して、大ダメージの技を、
使いまくっているので、GMが何をするでもなくピンチだったりする。

 その後、ファングが、再び、
ファイア・ナッツを叩き込もうとしますが、それは華麗に回避。

 ――そして、敵のターン!


勝沼:んじゃ、エリィに必殺技、精神アタック!
   (ころころ)命中12。
ファング:いきなりか……、
アレスタ:唯一の女子だからねぇ。
GM:魔術回避でよろしく。
エリィ:魔術だったら、ヒーロー使用します。
    (ころころころ)クリティカルで回避〜、ちょっとどきどき。
GM:と言うわけで、イカは、必殺!烏賊下足通天撃!
   ターゲットは、ファングとブラムとリクスとディック!
   一人2回づつ回避して、ファングとリクスは3回ずつ(ころころ)……あ゛。
回避予定の方々:
1ゾロや〜ん!!(爆笑)


 かくして、乾坤一擲の一撃は、見事不発に終わったのでした。


ディック:「力だけ求めてんじゃねぇよ……、
     それじゃあ待ってんのは破滅だけだぜ?」
GM:回避か〜。(よし、セコい作戦GO)
   せわしなく動く目が、一瞬、クラーケンを捕らえる、
ブラム:「まだだ……ヤツをぶち抜くまで倒れる訳にはいかねぇ!」
    (ころころころころ)よ、4D6振って11!?
    でも、ぎりぎりクリティカル!
イカ男爵:では、対抗、クラーケンを盾にする。
アレスタ:ぬなっ?!
ファング:えぇい、させるか!
ブラム:やってみれや そっちもクリでしか成功しないぞ?
    こっちが命中クリだからな!


 当然、GMの目はクリティカルなどせず。(泣)


イカ男爵:「ぬぅっ!? 貴様等……貴様等ぁーーーー!」
ブラム:「女を盾にしようとはな……其処まで堕ちてるのかよ。
    だが、其処が弱点ですって、てめぇでさらしてんじゃねぇか」
    (ころころころ)31点ダメージ!
GM:んじゃ、体勢崩れて防御も出来ず、2点オーバーキルです。
一同:よっしゃぁ!!
イカ男爵:「お……おぉ……馬鹿な……我は、力を得たハズ……、
     我は……最強の……ワレは……ワレ……ハ……」
ブラム:「ちっ……無理しすぎたか……」
    体中から血を流しつつ、目も紅く……、
    今にも崩れ落ちそうになりながら、何とか立ってる。(残りHP2点)
GM:イカは、クリスタルを貫かれて頽れる。
   それを見ていたスペクターは、慌てて逃げ出そうとするが……、
アレスタ:「……にがさんっ!」
     (ころころ)カーペンラス発動!! 命中21!
勝沼:「くぅっ、こうなっては仕方がない……、
   この俺の、黒の勝沼の最大秘術で相殺してやる!」
アレスタ:「さあ、見るがいい……、
     幾百、幾千、幾万もの……地獄をっ!! 未来永劫なっ!!」
勝沼:んじゃ、対抗――
   「ひっさつ! えたーなるふぉーすぶりざーどっ!」
   しかし、なにも起こらなかった!
一同:ちょ、GMぅぅぅぅ!!(爆笑)
GM:と言うわけで、ダメージください。
アレスタ:「クリエイト・デス・イメージ――カーペンラス!!」
     (ころころころ)18点のダメージじゃ。
勝沼:(ころころ)ん、くらった。(笑)
アレスタ:「ふん……悪夢の中で、永遠に愉しむがいい……男相手にな」(にたぁ)


 この戦闘、実は、ほぼ全員が、
あと1檄でも落ちる所まで削られていました。

 ……でもね?
 受けたダメージが、全て自分の技のペナルティってどーよ?(泣)

 そして、後に残ったのは……、
 冒険者達とクラーケン……、


ファング:「……恨んでくれていいよ、僕達を」
ディック:「ま、恨まれて、当然の事をしたんだし……な」
クラーケン:「…………」
      イカの死体を見て、何が起こったのか理解して……、
      ひとしきり泣いた後、皆さんに、ぺこりと頭を下げて何処かへ消えていきます。
エリィ:「あっ……」
    去っていったクラーケンに声かけれなかった。
ディック:「なぁ、武器オタク……アイツ……これからどうすんだろうな?」
ファング:「……いっそ、罵ってくれた方が。
     殴ってくれた方が気は楽だったかな……」
アレスタ:「やりきれんのぅ……」
ファング:「どうするのでしょうか……、
     ただ、僕達に出来るのは、
     彼女が自棄にならない事を願うくらいしかないかもしれません」
ディック:「……だな」
GM:しんみりしてる所悪いが、
   ボロボロのランスロットを追って、片腕のないジグっぽい存在が出てくる。





―― PHASE-09 にじり寄る「未来」 ――


???:「イカの処分は終了したカ」
ファング:「……ええ、万事滞りなく」
     相手の動きに警戒しつつ。
アレスタ:「…………」
     いつでも、魔方陣を展開できるように構えておこう。
ブラム:「で、オマエは何者だ?」
???:「俺が誰か、というのが人として誰か、という意味ならば、
    それに対する答えを俺は持たない」
    と言いつつ、彼は、イカの頭を抉って、クリスタルの破片を取り出す。
ファング:「……っ、させるかぁ!」
     威嚇射撃する。
???:んじゃ、対抗して、重力障壁L1、ダメージ無効24点。
ディック:「なら、これならどうだ!」
     間髪いれず……ジオダインで攻撃!
???:カウンターメジャー、自動迎撃……避雷。
    君らの攻撃を無視するかのように、破損の癒えたクリスタルを悠々と回収。
リクス:「そのクリスタルを、どうするつもりだ?」
ファング:「君の目的は……なんだ!?」
ディック:「おい……そのクリスタルは一体何だ?」
???:「……これは、魔力を無限に蓄積し続けるクリスタル」
アレスタ:「魔力を……無限に、じゃと!?」
ディック:「へぇ……ソイツも魔王復活に必要なのかよ?」
???:「我等の目的は……ガディム大戦の勝利だ」
ブラム:「蓄積……だけか?」
    もちろん、違うよなぁ、と言外に問いかける。
???:「それは、お前達の知る処ではない」
    で、近くの扉を開くと、そこには巨大なゲートが……、
    「必要ならば、また会う事になるだろう、冒険者達よ」
ファング:「く、待て……っ!」
     追撃しようとして、色々な限界がきたのか、膝から崩れ落ちよう。
GM:で、ゲートは光を失う。





―― PHASE-10 戦い終わって ――


GM:では、学園に戻って一部始終を報告すると……、
   クリスタルの使い道が判りました。
   戦略破壊兵器ピカの心臓部に利用するそうです。
一同:なんだってー!?
ブラム:「そんなもん使って勝っても……何が残るってんだ?」
ファング:よし、女の子達の安全を確認したら、
     安堵して正面からバターンと昏倒しよう。(笑)
ディック:「お、死んだ」
アレスタ:そんなファングを誘い合うかのように、
     介抱し始める、キャラット以下、助けられた女の子達。
ファング:「ぅぅ……」
     返事が、うめき声にしかならない。(笑





 そろそろ、洒落にならない事態が、
動き始めた事を、ひしひしと感じる冒険者達。

 果たして、彼等は未来にいかなる覚悟を見せるのか――





<おわり>
<戻る>


注釈1:リプレイの様子と内容を、分かり易くする為に、かなり加筆・修正・脚色をしています。

注釈2:今回の内容は、あくまでもテストプレイです。
    その為、今後、ルールが改訂される場合があります。