Leaf Quest TRPG サプリメント

LQTRPGは、基本的には、マニュアルのみで遊ぶ事が出来ますが、
ここでは、より深く楽しむ為の拡張データを記載します。


★追加アイテム★

マニュアルに記載されているモノ以外にも、アイテムは沢山あります。
このデータによって、よりキャラクターを好みのモノへとカスタマイズできます。

装備品(武器)

サムライソード ライフル型魔銃
極東の国『ウタワレ』で使われている刀のこと。
叩き斬るのではなく、斬り裂く武器で、業物ならば、岩すらも斬る。

実際には、刀の良し悪しはピンからキリまでありますが、
ゲーム内でのサムライソードは、『業物』と呼ばれる名刀のみとする。

第二次ガディム大戦前では、ウタワレは鎖国状態にある為、
サムライソードは、アクアプラス大陸には、ほとんど流通していない。
密輸入はされているかもしれませんが、大陸では、とても希少な物である。

<データ>
・必要B値1〜5:短剣(小太刀)
 必要B値3〜8:長剣(両手のみ)
・値段:GM判断
・能力:物理命中判定でクリティカルした場合、
     相手の物理防御修正値を無視できる
・精錬可能
遠距離攻撃に重点を置いた魔銃。
通常の魔銃と比べ、命中精度と威力が高い。
扱いが難しい為、身軽に動く事が出来なくなり、
近接戦闘も不可能になる。

<データ>
・必要T値5〜10(両手のみ)
・値段:必要T値×300G
・能力:物理命中判定に+1d6
     物理攻撃判定に+1d6
     物理回避判定に−1d6
     スキル『格闘射撃』の効果は無効化
・精錬可能
マナブレード ???
魔力の刃を発生させる魔力剣。
普段は、刀身が存在しない為、当然、重量は皆無。
ただし、重量が無い分、攻撃力は安定しない。

<データ>
・必要B値0(片手剣のみ)
・値段:GM判断
・能力:物理攻撃判定に+1d6
     霊体にダメージを与える
     スキル『両手持ち』の効果が無効化
・精錬可能
???
装備品(防具・盾)
妖精の腕輪 ガードブレスレット
妖精に認められ、祝福された者の証である腕輪。
魔力によって構成された盾を発生させる。
その防御力は、最強の部類に入る。

<データ>
・必要B値1
・値段:GM判断
・物理、魔術防御力は、所持者のM値と同値。
・物理回避力:1 魔術回避力:1
・両手武器の使用や、二刀流、二丁持ちの状態でも装備可能。
・スキル『盾突撃』は無効。
魔力によって構成される盾を発生させる腕輪
腕に固定されるタイプの為、両手武器の使用の妨げにならない。
『妖精の腕輪』の模造品である。

<データ>
・必要B値1
・値段:15000
・物理防御力:1 魔術防御力:1
・物理回避力:1 魔術回避力:1
・両手武器の使用や、二刀流、二丁持ちの状態でも装備可能。
・スキル『盾突撃』は無効。
装備品(装飾品)
幸運の首飾り 魔力透視眼鏡
持ち主に幸運を招くペンダント。

<データ>
・必要B値1
・値段:5000
・能力:所持者のあらゆる判定(ダメージ以外)を、クリティカルにする
     1シナリオに1回しか使えない
対象の属性を『色』で認識できる眼鏡。

<データ>
・必要B値1
・値段:5000
・能力:イニシアティブ判定を放棄する事で、
     対象の属性を見破る事が出来る
ポーションホルダー 身代わり人形
薬を使い易いように携帯する補助具。
これを身に着けていると、素早く薬を取り出せる。

<データ>
・必要B値1
・値段:10000
・能力:セットアップパートで、薬を飲む事が出来る
文字通り、持ち主の身代わりになる人形。
所持者の危機を救う効果を持つ。

<データ>
・必要B値1
・値段:5000
・能力:ご都合ポイントを使用せずに、HP1で復活できる
    使い捨て
錬金秘伝書 黒猫グッズシリーズ
錬金の秘術が記された書物。
魔道具を効率良く使えるようになる。

<データ>
・必要B値1
・値段:GM判断
・攻撃護符によるダメージ+5
フロルエルモスの魔法店『黒猫魔法店』の限定グッズ。
ブローチやステッキなど、種類は様々だが、
全てに店の象徴である黒猫マークがあしらわれている。

<データ>
・必要B値1
・値段:3000
・黒猫のブローチ:魔術命中判定+1
・黒猫のステッキ:魔術攻撃判定+1
・黒猫のホウキ:魔術回避判定+1
・黒猫のマフラー:魔術防御+1
体力のベルト 精神のバンダナ
所持者の体力を増強するベルト。

<データ>
・必要B値1
・値段:10000
・最大HP+5
所持者の精神力を増強し、
状態変化への抵抗力を上げるバンダナ

<データ>
・必要B値1
・値段:5000
・状態変化抵抗値+1
魔晶の指輪 力の腕輪
所持者の魔力を、一時的に保存できる指輪。

<データ>
・必要B値1
・値段:5000
・任意のタイミングで、MPを最大まで回復する。行動未消費。
 使い捨て
装着者の腕力を増強させる腕輪。

<データ>
・必要B値0
・値段:8000
・所持者の装備重量限界+5
天使のスカーフ ???
熾天使セラフィの祝福を受けた証。
それ故に、所持者の身分を証明するモノにもなり、
特にエルフや、ペガサスなどの幻想種からの信用を得られる。
所持者に幸運をもたらすが、熾天使がお笑い好きな為、
時折、その効果が逆転する事もある。

<データ>
・必要B値1
・値段:GM判断
・あらゆる判定のクリティカルとファンブルの発生条件が変わる。
  クリティカル:出目6が2つ → 出目6が1つ
  ファンブル:全てが出目1 → 出目1が1つ
  両方、出た場合は、クリティカルが優先される
???
アイテム
魔法瓶 英雄の秘薬
任意の魔術を1つ封じておける瓶。

<データ>
・値段:GM判断
・能力:使用方法は、通常のアイテムと同じ。
     事前に、魔術を込めておく事が出来る
     どんな魔術であれ、数値的効果は通常魔術と同じで、
     その達成値は、瓶に魔術を込めた時点で固定となる
     魔術を解放した後は、瓶は空となる
     また、一度、使用した魔法瓶は、1シナリオの間、魔術の再注入不可
一時的に、英雄としての力……、
運命力とでも言うべきモノを蘇らせる秘薬。

<データ>
・値段:10000
・能力:ブーストダイスを1点回復
     使い捨て
魔導石 ???
魔法店で売られている魔力が込められた石。
魔力を要する日用品に使われており、
端的に言うと、各属性の魔力を蓄積させた乾電池のような物。
8つの属性がある。

<データ>
・値段:500
・1回の戦闘の間、武器に属性を付与し、
 武器による攻撃を、魔術攻撃扱いにする
 使い捨て
???

★種族データ★

LQ世界には、人間の他にも、様々な種族がいます。
マニュアルには、能力値の雛型のみを掲載しましたが、
それ以外にも、種族によって、様々な特徴があります。

【人間】

この世界に住む知的種族の中で、最も人口が多い。
能力は平均的で、目立った種族的特徴も無いが、英雄として、運命を切り開く不思議な力を持つ。

<種族データ>
・1シナリオに1度だけ、任意にブレイブモードを発動できる。
 任意ブレイブモードを発動した場合、ご都合ポイントは、必ず残り1点となる。
【エルフ】

森の精霊とも言われる種族。
基本的に森の中に集落を作って暮らし、排他的な生活を送っているが、
物好きなエルフは、集落を飛び出して、人間に混じって暮らしたりする。
外見的特長は、華奢な体と長い耳で、ほとんどが美男美女。

<種族データ>
・レベルUP時に、経験値1点で最大MP2点をUPできる。
・精霊を認識できる。
・軽鎧、重鎧を装備できない。(銀・ブルーメタル・アダマンタイト・ミスリル・オリハルコン製品なら可能)
・クラス『エージェント』を取得できない。
・クラス『ガンスリンガー』を取得できない。
【ダークエルフ】

黒くて儚い種族。外見的には、肌の黒いエルフ。
邪悪な種族と言われているが、一般にエルフと言われるウッドエルフの生活範囲が、
寒帯にかかるカノン王国を始め、北のほうに割りと多く、
ダークエルフの生活圏が熱帯に集中している事を考えれば、
それが見た目から来る偏見であることは明らかである。
また、彼らダークエルフが海沿いの平原に集落を作るということも、
肌の色を黒くするのに二役三役買っているかもしれない。
基本的にウッドエルフとは仲が悪く、隣り合った場所に集落があったりすると、しょっちゅう諍いや戦いが起こる。
しかしながら、怪我人続出しても死人は出さない。
それは、エルフ族は長寿故に、出生率が恐ろしい程に低いのが要因である。

<種族データ>
・1シナリオに1度だけ、任意のHPをMPに変換できる。(1アクションを要する)
・精霊を認識できる。
・軽鎧、重鎧を装備できない。(銀・ブルーメタル・アダマンタイト・ミスリル・オリハルコン製品なら可能)
・クラス『エージェント』を取得できない。
・クラス『ガンスリンガー』を取得できない。
【ハーフエルフ】

主にエルフやダークエルフと人間との間に生まれた子供。
ハーフエルフ、ハーフダークエルフ、どちらも同じ能力値になり、肌の色が違うだけとなる。。
ハーフエルフの子供は、完全なエルフか、ハーフエルフか、
完全な人間か、稀にクォーターエルフのどれかになる。
また、隔世遺伝で人間同士、エルフ同士のカップルの間にハーフエルフが生まれることもあり、
こういった生まれのハーフエルフはチェンジリングとも言われる。

<種族データ>
・属性決定表を2回判定し、最低2つ以上の属性を得られる。
・精霊を認識できる。
・軽鎧、重鎧を装備できない。(銀・ブルーメタル・アダマンタイト・ミスリル・オリハルコン製品なら可能)
【リュンクス】

猫耳の生えた亜人、この言葉ほど彼女らを表す表現はないだろう。
元来、草原や、浅い森の中に、小さな集落を作って暮らすリュンクスには、男性が存在しない。
それ故、生殖には人間の協力が必要不可欠であり、
人間社会にも、早くから溶け込んでいた亜人である。。
可愛らしい固体が多く、素早い身のこなしが特徴的だが、
彼女らがリュンクスとして人前に現れるのは難しい。
何故なら、彼女らの胎内で生成されるリグニアと呼ばれる物質が、
人間にとって長寿をもたらす秘薬となりえるため、古代魔法王国時代に、
一部の都市や地域で、リュンクスが乱獲された時期があったからである。。
リグニアを薬品化する手法は伝わっているため、今でも一部の権力者達は、
長寿を求めて、リュンクスを探し回っているかもしれない。
それでも、リュンクス達は、人間との交流を止めるわけにはいかないのである。。

<種族データ>
・1シナリオに1度だけ、ご都合ポイント無消費で、HP1の状態で復活できる。
・イニシアディブ判定に+1d6できる。
・魔術を取得できない。
【マーマン/マーメイド】

いわいる、人魚と呼ばれるのが彼らである。。
男の人魚がマーマン、女の人魚がマーメイドと言う。
見目麗しい種族で、能力的には人間とさほど変わりないが、
彼らは半永久的に水中に潜っている事が可能で、水中でも行動制限、装備制限を受けることはない。
その肝に不老不死の効能があると信じられ、古代魔法王国時代徹底的に人間から追いまわされた為、
その姿を見た人間はあまり無く、彼ら自身、人間に対しては、あまり良い感情を持っていない。
地上に上がり冒険者となるような人魚は、やむにやまれぬ事情を持った者だけである。
ちなみに、まともな船乗りは、決して、彼らに危害は加えない。
何故なら、全ての船乗りにとって、彼らは恩人であり、最大の脅威だからである。

<種族データ>
・水属性で固定。
・水上、水中での行動・装備制限無し。
・水属性と氷属性以外の魔術を取得できない。
【ドワーフ】

岩精霊、肉団子など、さんざん言われる種族。
全般的に小柄で、成人男性でも、大きめの子供ほどの背丈しかありませんが、力は強い。
人間よりも器用で、見事な細工物を作る技師が多いことも有名だが、
魔道具の作成に関しては、エルフ族には一歩譲る。

<種族データ>
レベルUP時に、経験値1点で最大HP2点をUPできる。
・暗視ができる。
・防具(鎧)を購入する際の値段が、通常の2倍になる。
・防具(鎧)を精錬する際の値段が、通常の2倍になる。
【ヴァンパイアハーフ/死徒】

人間とヴァンパイアの混血。
厳密には違うが、死徒も、これに該当する。(真祖は別格扱い)
高い身体能力と魔力を持ち、優れた種族だが、それ以上に弱点も多い。
また、『埋葬機関』という聖堂教会の吸血鬼殲滅部隊に狙われる為、行動制限もかなりある。

<種族データ>
・吸血衝動を抑える為、シナリオの最初に、必ず、ご都合ポイントを1点消費する。
・日光に当たっている間は、ブレイブモード発動不能。
・流れる水を渡れない。
・十字架を見ると、無条件で『麻痺』状態になる。
・特定の匂い(PLが最低1つは決める)に弱く、それを嗅ぐ間は、あらゆる判定に−1d6。
・あらゆる銀製品、魔法銀製品が装備できない。
・ギャグキャラ特徴によって、上記の弱点を克服できる。(1Lvで1つずつ)
・ご都合ポイントを1点消費する事で、1ターンの間、あらゆる判定に+10できる。(行動未消費)
【メイドロボ/自動人形】

来栖川グループの最新技術を以って作られた自動人形。
自動人形でありながら、感情を持ち、学習型である事から、
耳を覆うセンサーパットが無ければ、ほとんど人間と変わらない。
基本的には、女性しかいないが、男性であるバトラーロボ(執事)も存在する。
(注釈:フランソワーズは、魔界の自動人形である為、魔術を扱う事が出来る)

<種族データ>
・雷属性で固定。
・『麻痺』以外の、あらゆる状態変化を無効。
・PCとして扱う場合、必ず、他のPCがユーザーにならなければならない。
・任意のタイミングで、ユーザーのダメージを肩代わりできる。(行動未消費)
・PC作成時に、必ず、パーソナル『メイド』をLv3まで、取得しなければならない。
・魔術を取得できない。
【ホムンクルス】

魔術を用いて作られた人工生命体。
ある一つの能力に特化しているが、その分、代償も大きい。
また、生命体として欠陥を持つ為、生殖能力は無く、短命である。
ただし、蒼崎橙子製のホムンクルスは、それらのペナルティーが、一切無い。

<種族データ>
・キャラクター作成時の能力値の限界値が12になる。
・戦闘時に限り、HPまたはMPを5点消費する毎に、あらゆる判定の達成値を+1できる。
・あらゆる状態変化への抵抗の固定値が0になる。
【ウタワレ人】

極東の島国に住む、獣耳獣尻尾を持つ種族。
おそらく、生物としては、竜族や魔族を除き、どの種族よりも優れている。
ウタワレ人の中には、様々な部族があり、その部族によって、
秀でた能力も様々だが、ゲームのルール上では、一括りとする。
第二次ガディム大戦直前まで、ウタワレは、ほぼ鎖国状態にある為、
アクアプラス大陸に、ウタワレ人が存在する事は、ほとんど無い。

<種族データ>
・ギャグキャラ特徴を使って『サムライソード』を所持できる。
・ビーストテイマーのスキル『獣人化』は取得できない。
・魔術を取得できない。
・ギャグキャラ特徴を使って、オンカミヤリュー族(鳥人)になれる。(魔術の取得が可能になる)
【ドラゴン】

種族としては説明の必要が無いほど有名な存在。
デカい、火を吐く、魔術も強い。
特に、彼らドラゴンは竜語魔術という特殊な魔術の使い手でもある。
年齢とともに大きく、強力になっていく彼らだが、
ルールで表現しているのは、せいぜい、ヒトの子供への変身が可能な程度の未熟な年頃である。
火(赤)・氷(白)・雷(黄)・水(青)・地(紫)・風(緑)・光(金)・闇(黒)の八種の竜族があり、
さらに、それらの頂点には『夕暮れ竜(黄昏竜)』と呼ばれる竜が存在する。
絶大な力を持つ彼らだが、稀に人間に生まれるドラゴンマスターには逆らえない。
ヒトの姿に変身している際の装備品は、あくまでもまやかしであり、
武器=竜の爪、防具=竜の鱗に該当する。

<種族データ>
・武器、防具、装身具を必要としない。(正確には装備出来ない)
 この為、盾と装身具の効果は得られない。
 装備品(爪と鱗)の能力は、B値に依存する。
・パーソナル『竜語魔術』を取得可能。(魔術攻撃判定に+技能Lvできる)
・ご都合ポイントを消費する毎に、竜からヒト、ヒトから竜へと変身できる。(後述)
・マニュアル必殺技が、2つとも、ドラゴン特有のモノに固定される。(後述)
・あらゆるレベルUPに、通常の2倍の経験値を要する。(スキルポイントは別)

●ドラゴン型とヒト型●
ドラゴンは、ヒト型とドラゴン型の2つの姿を、変身する事で使い分ける事が出来る。
この時、データの変化は、以下の通りになる。

<ヒト型 → ドラゴン型>
・B値がヒト型の2倍になる。B値系判定は、これに依存する。
・最大HPと残りHPが2倍になる。

<ドラゴン型 → ヒト型>
・B値がドラゴン型の1/2になる。B値系判定は、これに依存する。
・最大HPと残りHPが1/2になる。

●ドラゴンの必殺技●
ドラゴンのマニュアル必殺技は、他の種族とは違い、独自の必殺技で固定される。
2つの必殺技のデータは、以下の通りである。

<ドラゴニックウェポン>
発動条件:ヒト型の時
効果:使用したターン中は、武器の攻撃力(すなわちB値)が2倍になる。
タイミング:セットアップ
代償:MP5
   1シナリオに3回しか使用できない。
設定:通常、ヒト型の時は、変身している分、能力が制限されるが、
    魔力を集中する事で、一時的にドラゴンとしての本来の強さを発揮する。


<ドラゴンブレス>
発動条件:ドラゴン型の時
効果:攻撃力10d6の単体または範囲(モブ1グループ)の自属性魔術攻撃を行う。
タイミング:アクション
代償:MP10
   1シナリオに1回しか使用できない。
設定:凄まじい咆哮と共に、ブレス攻撃を放つ。