Heart to Heart
      
+まもって守○月天

       「まもって守護フラン2」

  第2話 「慶幸吸血鬼○○○参上?!」







誠「あれ? オヤジからメールがきてる」



件名:A Happy New Year
本文:OTOSHIDAMA




誠「件名本文あわせて20文字ちょい。
  しかも、なぜかアルファベット表記……、
  は〜っ、年賀状くらいまともに送ってこれんのかあの親父は?」



添付:Lumila.exe(49KB)



誠「んっ? なんか添付されてるぞ。
  Lumila……『るみら』って読むのか?
  聞いたことないプログラムだな」


???「ふっふっふっ、さあ早く開けるのよ誠くん。
ちょっぴり血を頂く代わりに、健全な男子にとっての
『し・あ・わ・せ』を教えてあげるわ」


 ぞくっ!!


誠「―――っ!!! なんか猛烈に嫌な予感が……、
  そういや、メールの内容がおかし過ぎるよーな……」


???「なっ?! 変に勘ぐっちゃダメよ誠くん」


誠「こういう時期ってウイルスが良く出回ったりするし……」


???「ウイルスなんかじゃないって、
『蚊』扱いされたことはあるけど」


誠「アノ親父がコンピューターウイルスに感染するとも思えんが……」


???「そうよ、自分の父親を信じなさい! 誠くん」


誠「しかし、自分の意思で送りつけてくる可能性は十分あるな。
  感染すると『未熟者め〜』とか表示されそうなヤツを……」


???「そんなんじゃ――」


誠「削除っと」


???「――きゅ〜〜」(@_@)






フラン「誠様、おぞうにができあがりましたよ〜」 (^-^)ノ 

誠「わかった、今行く」 (^O^)








 かくして、魔の手(爆)から逃れることに成功した誠とフランは、
幸せいっぱいなお正月をすごしたとさ。





 めでたし、めでたし♪








???「♪じゃないわよ〜」(涙)








 ちゃん、ちゃん。








<おわり>


<あとがき>

 ルミラの正式な綴りと、オフィシャルな体重を調べれなかったのが悔やまれます。

 (ナイトライターをプレイして、正しい綴りに直しておきました。 STEVENより)


<コメント>

誠 「先生……49KBだなんて……」(−−;
ルミラ 「いや、これは……私自身の容量じゃなくて、私を召喚する為の術式の……」(^_^;
誠 「それでも、49KBってのは少なすぎると思うんですけど……」(−−;
ルミラ 「…………」(−−メ
誠 「今時、その容量なら、中篇のSSくらいは……」(−o−)
ルミラ 「血ぃ吸ったるわぁぁぁぁーーーーっ!!」( ̄□ ̄メ
誠 「うわぁぁぁぁーーーーっ!!」(@○@)
フラン 「誠様っ、危ないっ! 悪魔召喚プログラム起動っ!
     コールッ! さくら様、あかね様、エリア様っ!!」( ̄○ ̄)

 ポポポンッ!!

さくら 「ふぁいやー、ですっ!!」( ̄□ ̄メ
あかね 「ひかりになっちゃえーっ!!」( ̄□ ̄メ
エリア 「螺光衝霊弾(フェルザレード)っ!!」( ̄□ ̄メ

ルミラ 「きゅ〜〜〜……」(@〜@)