藤井 みことは、いつも三つの指輪をはめている。

 1つは、夫、藤井 尚也との結婚指輪。

 そして……あと2つは……、





HtH創作

  青春時代





 学校際でにぎわう7月の校内に、一際高い歌声が響く。

「へーいへいへいへーいへい!」
「HEY!HEY!HEY!HEY!HEY!HEY!」
「あいつもこいつもこの僕も、ただ1つのせーきをねらってる♪」

 時に、UC……でなくて西暦19XX年。

 世界は、核の炎に包まれこそしなかったが、べつの炎に包まれていた!!

「上杉さん、ちわっす」
「あ、なおりん、こんにちわ♪」

 薄い紫の髪をポニーテールにしている、どう見ても小学校低学年の少女に声を掛ける、
非常にアブない男子生徒がココにいた。

「クラスの方で悲鳴上がってたよ?作り方が判らんっ!!……って」

 ――そう!

 このどう加減してみても小学校低学年にしか見えない少女こそ、
この話しのヒロインで、後に藤井 誠の母親となる人、「上杉みこと」さんだ!!

「あ、えっと……昨日は、傘ありがと」

 ちょっと照れながら手にしていた傘を男子生徒……藤井 尚也に渡すみこと。

「ああ、気が付いたときで良かったのに……でも、どうも」

 後頭部をぽりぽりと掻きながら傘を受け取る尚哉。
 なにやらこちらまで照れてしまいそうなオーラが漂い始める。

 そのおり、校舎の窓が開いて女生徒が顔を出す。

「みことさーーーん! ちょっと手伝ってぇ〜〜〜〜〜〜!!」
「あ! はるちゃん! 今、行くよーーーーー! ……それじゃあね、なおりん」
「ああ、また……」

 ちょっと残念そうに分かれる二人。
 みことが見えなくなった頃、突然、尚也の後ろの草が揺れる。

「おらぁ!! ちょっと人が見てない隙にらぶらぶになりおってからにィ!!」
「な……長瀬!?」

 突然、現れた長瀬 源五郎に首を絞められ、苦しそうな声を出す尚也。

「よーし!! 体育館でコーラ一気飲み大会やるからお前も参加しろ!!」
「ちょっと……俺、炭酸苦手ぇェェェェェぇぇ!!!」

 ずるずると引きずられる尚也の視線に、
エプロン付けてバンダナを巻いたみことの姿が映ったのはその時だった。

 炭酸を飲めない尚也は、結局コーラをまともに飲むことができず、
罰ゲームのコーラシャワーを浴びせられたとかられないとか……、





 2年F組の教室では、女生徒達が楽しげにクレープを作っていた。

「うん、そう、それにチーズと厚切りハムを挟むの」

 みことが辺りを見ては手早く指示を出して行く。

「みことちゃん!!」
「あら? どうしたの、あやちゃんとはるちゃん」

 声を掛けて来た二人の少女……浅倉 はるかと若松 あやめに疑問符をぶつけるみこと。

 ちなみにこの三人、もしかしたらヤバイ趣味でもあるんじゃないかってくらいに仲がいい。
 もっとも、三人ともノーマルらしいが。(爆)

「あーもー! どうしたのってノンビリしてる場合じゃないよ!!」

 空色の髪を結んだツインテールをゆらゆらさせながら慌てるあやめ。

「尚也君がコーラの早飲み大会に出て気絶したんですって!!」

 何時もは三つ網のお下げにしている髪を解いて、
美しいウェーブのかかった髪を振り乱したまま更に慌てるはるか

「えっ!? なおりんがっ!?」

 流石に驚くみこと

「「なーんて、う・そ♪」」
「へ?」

 突然の息が合った言葉に、動きを止めるみこと。

「ふっふっふ、聞いたよみこちゃん、なおりんですって?」
「やっぱり付き合ってたのねぇ?」
「あ……そうじゃないよ……なんてーのか……その……」

 顔面真っ赤にして否定するみことだが、
その反応自体もっと怪しまれる原因になっている……筈だった。

「なるほど……本当に付き合ってるとかじゃないんだ」
「うぅ〜〜〜、ひどいよぉ二人とも……」
「めんごめんご、今度パタポ屋のクリーム餡蜜奢るから♪」
「……キャラメルクレープも付けてね」
「はいはい」

 はるかもあやめも、みことのオーバーアクションなど慣れたもの、さらりと真実だけをみぬく。

 誤解を解けたことにホッとしながら、
みことはだれかれ構わずに愛称を付けてしまう自分をどうにかしようと、本気で考えていた。





 2年の学校際が終わって、一気に高校3年の夏休み。

 みことたちは、仲間と一緒にキャンプに行く事になった。
もちろんこの時代、保護者も無しに男女織り交ぜてキャンプに行くとなれば大問題だ。

 PTAがどーのこーのという騒ぎでは済まされないだろう。

 ま、それでもやってしまうのが彼女達の強い所。
 今回の企画も、最後まで粘った長瀬源五郎を納得させての決行である。

 まあ、見つかった所であやめの論述で充分切り抜けられるのだろうが……、

「わーい!! 海だぁーーーー!!」

 始めにテントから飛び出したのは、
子供用のワンピース水着を未だに着る事が出来ると言う奇跡の人、上杉みこと。

 流石に今はオレンジのワンピースを着ている。

「みこちゃん、あんまり深いとこ行ったら駄目ですよ!!」
「ってもう泳ぎ始めてるよ……あの娘は……」

 同時に出てきたのは、はるかとあやめ

 はるかは濃い青に白のアクセントがついたビキニで、
あやめは恐ろしい事に純白のワンピースだった。

 勿論カバーはしているらしい。(爆)

 もう1つのテントから男が二人。
 一人は尚也、もう一人は源五郎だ。

 この五人はとんでもなく仲が良い。
 休日などは五人一緒に居る所をよく確認される。

 みことの為に浮き輪をもって泳いで行くはるかとあやめを見ながら、源五郎はポツリと呟く。

「なあ、尚也……」
「ん?」
「来て……よかったよな」
「ああ……」

 彼らの視線の先には、水着ではしゃぐ少女達の姿が在った。

「それで? 誰が好みだ?」

 突然、小声で聞かれ、死ぬほどびびる尚也。

「あ……あ、いや……それはその……なんつーか……(大汗)」

 言われてみれば掛け値無しの美少女が三人、目の前で戯れている。

 無論、彼らも男だ、ましてや、決して不能ではない(爆)
 あんな風に楽しげに遊ばれては精神衛生上宜しくないのだ。

 ちょっと油断したらいろんな意味でギンギンになってしまう。

「……気にすんな、俺も理性は跳びそうだ」

 源五郎が尚也の肩を叩いて慰める。
 それだって自分を押し止める手段なのだが……それを更に苦しめる事態が発生した。

「あー!! おーい!! なおりーん!! げんちゃーん!!」
「尚也くーん! 源五郎くーん!」
「なおやさーん! 長瀬さーん!!」

 みことはともかく、あやめとはるかは、決して大きくはないが、
かといって小さくもない膨らみが、大きく跳ねる度に揺れるのが見える。

『『・・・・・・・・あうっ!』』(爆)

 男二人、大ぴんち。(笑)

「それにしても……上杉のあだな癖……なおらねーな」

 砂に半分埋もれたまま、源五郎が呟く。

「ま、良いんじゃないか?」

 同じ様に倒れ込んでいた尚也が起き上がると、海に向かって駆け出す。

「よっしゃぁーーーーーー!! 俺は今! モーレツに熱血してるっ!!!」
「……変った叫び上げる奴だな」

 これまで知らなかった友人の一面を知って、何か寒いものが背を流れる長瀬であった。

 ま、その後は極普通に楽しんだ。

 全員で遠泳してみことがどこかに流されたり……、
 スイカ割りしてスイカの変りにみことが叩かれたり……、

 と、幾許かのお約束はあったが、概ね何のトラブルも無く時が流れた。

 そして、夜……、

「はえ? みこと?」

 花火をしていた尚也は、あやめにみことの居場所を聞いていた。

「岩場の方に居るんじゃない? さっき懐中電灯持ってあっちの方行ってたから」
「ああ……ありがと」

 そう言って歩き出す尚也の表情は、なにかを覚悟している顔だった。

「……はるか、どう思う?」
「……んー、帰ってきたららぶらぶに500円」
「んじゃ、あたしもそっちに500円ね♪」
「あやめ、賭けになりませんよ(汗)」
「あら? 賭けにならなくて良いんじゃない?」

 尚也の後姿はどんどん小さくなって行く。

「それは、二人とも願いは同じって事でしょ?」
「……ええ」

 願いは、回り始める。
 一人の、少女を中心に。

 夜の岩場、その危険な場所にみことは居た。

 特に意味があってここに来た訳ではない。

 ただ、尚也の傍にあやめやはるかが居ると思うと胸が痛くなるので、
ここに逃げてきたのだ。

「……親友……失格だね……はるちゃん……あやちゃん……」

 涙が、勝手に頬を濡らす。
 思うたびに胸に銀の杭を打つ想い、自分と言う抑制から逃れようとする本能の塊。
 苦しみから自らを解き放つ鍵は、直そこにあるのに……、

「上杉……」

 闇の中から声が響いた。

「あ……げんちゃん……」

 声の主は長瀬源五郎だ、彼は、なにかを決心した表情でみことを見る。

「……どうしたの?」

 涙を拭き、普段と変らぬ表情をみせるみこと。
 そんなみことに対して、源五郎はなにも言わずに手の中のものを押しつける。

 みことの手に乗ったのは、小さな指輪……、

「――え?」
「……上杉……好きだ……」

 突然の告白に、頭がパニックになるみこと

「え? え? え?」

 そんなみことを見て、源五郎は微笑む。

「返事なんぞ何時でも構わない」

 そう言って、源五郎は闇の中に消えた。



 それから、数分後――



「みことさん!!」
「なお……りん?」

 みことの前まで走ってきて、荒い息をつく尚也。
 特にやましい訳でもないのだが、なんとなく先ほどの指輪を隠してしまう。

「ど……どうしたの? こんなトコまで……」
「こ……これ……渡したくて……」

 そう言って尚也が差し出したのは、小さな指輪。

 みことの胸がずきりと痛む。
 何故なら、その指輪は、先程、源五郎が渡してきたのと同じデザインだったから……、

「俺……みことさんが好きだ……ほんとに……」

 真っ赤になって告白する尚也。
 聞いていられるが、心中穏やかでないみこと。

「返事は……何時でもいいから……」

 それだけ言って、尚哉は直に去って行った。

 全く同じ時に、違う男から渡された同じデザインのリングが二つ……、

 みことの掌で輝いていた。





 二人に対して、何の答えも出せないまま、2学期が過ぎた。

「ねーねー、クリスマスどうする?」
「また、皆で騒ぎましょうか?」
「……うん」

 はるかとあやめが楽しそうに会話する中で、みことだけが、小さく頷いている。

「どうしたの? みこちゃん」
「なんだか2学期の殆ど元気なかったですよ?」

 心配そうに声を掛ける二人。

「え? そうかなぁ?」

 気丈に元気を演じて見せるが、その大根ぶりがかえって涙を誘う。

「……何か不安なら……相談に乗りますよ?」
「そうそう、あたし等親友でしょ?」

 暖かな言葉、心を包み込む、穏やかな言葉。

「あ……ありがと……ありがとう!!」

 みことは泣いていた、その大きな目から、真珠のような涙をぽろぽろと零して。

 帰り道、みことは全てを話していた。

 夏のキャンプであった事、それから揺れつづけている自分の心……すべてを。
 二人の親友はなにも言わずにその話を聞いていた。

「……つらいね、みこちゃん」

 あやめがそう感想を述べる。

「でも、話しを聞いてもらったら少し楽になったよ。ありがと、はるか、あやめ♪」

 そういって、ぴょんと座っていたベンチから飛び降りる。
 立ち上がると表現できない所が微妙。

「みこちゃん、どっちを選ぶも、結局、最後はみこちゃん次第ですからね♪」
「がんばんなさいよ!!」

 親友達の声をきいて、ガッツポーズをとるみこと。
 そんなみことの後姿を、あやめとはるかはずっと見守っていた。





 その暫らく後――

「ばかっ!!」

 乾いた音と共に、涙ぐんだような声が辺りに響いた。

 周りの人々が、何事かとそのカップルを見る。

「なんでっ!? なんでそんな悲しい事言うのっ!!」

 目に涙を一杯にためて、みことは言う。

「…………」
「私……尚也くんの事大好きなのに!!」
「!?」
「誰よりも……誰よりも大好きなのに!!」

 涙ぐんだ声で告げられた告白は、純白の雪に、少しだけ染みを作った。





 結局、その日上杉みことは自宅に帰らず、交通事故に遭って病院へと搬送された。





 病院の手術台で、上杉みことは眠っていた。

 それは生と死の狭間を行き来する、非常に危険な眠り。
 誰かが目覚めさせなければ、彼女はこのまま死へと足を踏み入れるだろう。

 その部屋の外側で、誰かが言い争っている。

「なんでだっ!? 何でお前がいながら彼女をこんな目に遭わせたっ!!?」

 病院の壁に尚也をぶつける様にして、源五郎が叫ぶ。

「なんでだっ!? お前が居ながら……何で……っ!!!」

 そのまま、力尽きた様に崩れ落ちる。

 彼らの間で何が起こったのか、あやめとはるかは知らない。
 ただ、みことの無事を祈る事が、彼らにできる唯一のことだから……、





 みことは、暗がりの中を漂っていた。

「……あやちゃん? はるちゃん? なおりん? げんちゃん? 皆……どこ?」

 半歩先も見えない暗がりの中を、親友の名を呼びながらさ迷うみこと。
 そんな彼女の耳に声が聞えた。



『ヘ……? 妊娠?』
『うん、そうだよ?』
『………………』
『…………』
『……』
『犯罪だぁぁぁぁぁ!!』
『あの・・・一応みことは22歳・・・』



 何処かで聞いた声……、

「なおりん?」

 みことは、その声に向って進む。



『ほーら、まこりん、おかあさんですよー?』
『うぅー……あー……』
『相変わらず可愛いわねぇ、誠君』
『あら、はるちゃんとさくらちゃん』
『みことー、誠君居るー? って、はるか……さくらちゃんも?』
『あら? あかねちゃんもなの?』



 何気なく交される会話。

「はるちゃん?あやちゃん……?」

 声は、さらにつづけて聞こえる。



『みーちゃんはねっ、みことってゆーんだホントはね♪』
『30過ぎて自分の事みーちゃんもないだろうに……』
『むー、まこりんってばいけずぅ〜〜〜』
『いけずで結構!!』



 聞いた事のない、しかし、心の奥底から暖かさが溢れてくる声。

「あなたは……誰?」

 やがて、みことの歩が止まる。
 小さな、光りの球の前で。

『俺には、名前なんぞ無い』

「でも、さっきからずっと呼んでくれたでしょ?」

『……アンタに死なれると……俺が困るんだ』

「なんで?」

『生まれる事が、出来なくなるからさ』

 突然、みことを照らす様に光が差してくる。

『ほら、もう目が覚めるぜ?』

 光りの球は、その言葉を最後に消えて行く。

「ありがと……まこりん……」

『なんだ……俺が誰になるのか、もうバレてたのかよ』

 声だけが、消えて行った……、





 そして、日が昇る頃、みことは目を覚ました。





 最初に視界に入ったのは、涙を浮かべて自分を見る尚也の顔。

「なお……りん?」
「……っ!!」

 尚也は、何も言わずにみことを抱きしめる。

「なっ……なおりん!? ちょ……ちょっと待って!! 痛いよぉ〜〜〜(泣)」

 真っ赤になりつつ涙目で困りながら、その表情は笑っていた。

 数ヶ月ぶりに浮かんだ、親友達から太陽の笑みと謡われる笑顔。

 それが、今、彼女の元に戻った。

「……ありがと、なおりん……大好きだよ」

 覆い被さる様に抱き着いて泣いている親友の背に手を廻して、みことは呟く。





 そして……全ては……、





 それから……、

 数年が過ぎ、みことは尚也と結婚し、男児をもうける。





「……あのね、この子の名前、もう決めてあるんだ♪」
「ヘェ……どんな名前だい?」
「あのね……」





 幸せは彼女と彼女の家族を包み込み、この子供が、後に新たな幸せを組上げて行く。

 全ては、廻り、流れながら幸せを組上げて行くのだ。





 これからも……永遠に……、





<了>


後書き

ハープ:このSSはSTEVENさんの名作、 HEART TO HEARTを題材にした真魚の創作です。
葵:だからこの話しはHTH本編とはなんの関係もないんですよ。
ハープ:っつーわけで……、
葵:お約束も終わった事だし……、




3!



2!



1!





どっかーーーーーーーーん!



 わーい!!





ハープと葵の後書き劇場!(爆)






ハープ:……やっちゃったわね。HTH母親達の青春ドラマ……、
葵:作者、なんだか電波が来たって踊ってましたからね……、
ハープ:それにしたって真魚ってらぶらぶ書くの下手ね。
葵:しょうがないですよ。彼女イナイ歴20年の記録保持者ですから。
ハープ:ま、それはいいとして、問題は別の所にあるのよ!!(−0−)
葵:はい?(@0@)
ハープ:全体的に短い!!
葵:それは……、(汗)

 唐突に幕――


<コメント>

みこと 「う〜ん、懐かしいよねぇ♪」(^〜^)
誠 「へ〜……母さん達にも、こんな時代があったんだな〜」(−o−)
あやめ 「当たり前でしょ? あたし達にだって、若い頃はあったんだから」(−−;
はるか 「あらあらあらあら♪ はるかは今でも若いつもりですよ〜」(^〜^)
あやめ 「も、もちろん! あたしだってまだまだ現役よん♪」(^〜^)v
誠 「はいはい……二人とも、充分過ぎるくらいに若々しいですよ」(^_^ゞ
はるか 「あらあら♪ 嬉しいことを言ってくれますね〜♪」(*^▽^*)
あやめ 「これはもう、たっぷりと『お礼』をしてあげなくちゃね〜」(*^〜^*)
誠 「え、遠慮しときます……」(*−−*)
みこと 「ねーねー? まこりん? みーちゃんは? みーちゃんも若々しい?」(・_・?
誠 「……黙れ。三十路の人妻」(−−メ
みこと 「むー! まこりんのイケズ〜!」( ̄ε ̄)
誠 「やかましい! 母さんと一緒に歩いていて、
   『可愛い妹さんね』って言われた俺の気持ちが分かるかっ!?」( ̄□ ̄)
みこと 「……お兄たま〜♪」\(^〇^)/
誠 「その呼び方は洒落になってないから止めろーーーーーっ!!」Σ(T□T)


STEVEN 「まことに勝手ながら、はるかとあやめの旧姓は一応、決めていたので、
        変更させていただきました。ご了承を……」<(_)>

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