◆隣の美術室◆


秋子「ど、どうですか……祐一さん……」(ポッ☆)

『HM-12 アキコ』

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みこと 「――というわけだから、
     新型メイドロボ『HM12‐アキコ』ちゃんの運用テストを、
     ゆうちゃんにお願いするから、よろしくね〜♪」
祐一 「なっ……ちょっと、みことさ――」

 ガチャン――
 ツー、ツー、ツー……

祐一 「うわっ、切れちまったよ……、
    まったく、こんなデカイ荷物を送ってきたと思ったら、
    中身が、秋子さんそっくりのメイドロボとは……、
    しかし、それにしても、本当にそっくり……」

 ――妄想中

祐一 「い、いかん、いかんぞ!
    自分の叔母にあたる人に対して、邪念を抱くなんてっ!!
    煩悩退散! 煩悩退散! 煩悩退散!」

 ガンガンガンガンッ!!

祐一 「ハアハア……、
    まあ、とにかく、コイツを起動させないとな。
    でも、一体、何処に起動スイッチがあるんだ?
    ってゆ〜か、どうして、わざとらしく、
    『ちょ○っツ』のコミック第一巻が同封されて……」

 再び、妄想中――

祐一 「ま、まさか……いや、しかし……」

祐一 「…………」(←躊躇してる)
祐一 「………っ!」(←意を決する)
祐一 「……ドキドキドキ」(←ゆっくりと『起動スイッチ』に手を伸ばす)

 ――ガチャッ

名雪 「うきゃ〜〜〜〜っ!!
    祐一っ! お母さんに、何をしてるのぉぉぉぉぉ〜〜〜っ?!」
祐一 「な、名雪っ!? ま、待てっ!
    これは違うん――ぎゃああああぁぁぁぁーーっ!!」

          ・
          ・
          ・

秋子 「もう、名雪ったら、もう少しだったのに……、
    でも、残念なような、ちょっとホッとしたような……、
    はあ〜、まだ、ドキドキしていますね……」(ポッ☆)

 ――ちゃんちゃん♪


STEVEN 「くのうなおき
さん、ありがとうございました♪


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