◆隣の美術室◆


ひかり 「ご奉仕……しましょうか?」(ポッ☆)

『HM-13 ヒカリ』

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 ――ピンポーン

浩之 「はいはい、どなたですか〜、っと」
みこと 「やっほ〜、ひろりん♪」
浩之 「みことさんじゃないですか。
     珍しいですね? 俺の家に来るなんて……」
みこと 「んふふ〜♪ 実は、ひろりんに、会って貰いたい子がいるの」
浩之 「誰にです……って、ひかりさんっ!?」
みこと 「ブッブ〜! 違いま〜す♪
     この子はね、セリオちゃんをベースにして作った、
     最新型のメイドロボ『HM‐13 ヒカリ』ちゃんだよ♪」
浩之 「メ、メイドロボ!? 何でまた、ひかりさんをモデルに……」
みこと 「開発のコンセプトが『お母さん』だったの。
     身寄りの無い子供達のお母さんになってくれるんだよ。
     それで、ひかりんに協力してもらっちゃったの」
浩之 「そ、そうなんですか……」(汗)
みこと 「そういうわけで、この子も学習型だから、
     暫く、ひろりんのところでテスト運用させて欲しいの。
     じゃあ、『色々と』教えて上げてね♪ よろしく〜♪」
浩之 「ええっ!? ちょっと待っ――」

 ――バタン!

浩之 「行っちゃったよ……、
    ったく、俺にどうしろ、って言うんだ?」
ヒカリ 「あの……」
浩之 「あ、ああ……悪ィ……取り敢えず、あがってくれ」
ヒカリ 「はい、失礼します……」
浩之 「さてと、どうしたもんだか……」
ヒカリ 「ご主人様……私、ナニをすれば……」
浩之 「ナ、ナニって……」

 妄想中――

浩之 「い、いかん! いかんぞっ!
    いくら、本人じゃないとはいえ、外見はひかりさんなんだっ!
    そんな相手に、邪な考えを抱いてどうするっ!!」
ヒカリ 「あの、ご主人様……?」
浩之 「うっ……」
ヒカリ 「もし、よろしければ、ご奉仕を……」

浩之 「あうあうあう……」(汗)
ヒカリ 「ご主人様……」
浩之 「…………」(大汗)
ヒカリ 「……うふっ☆」

浩之 「――っ!? ひかりさんっ! ひかりさんですねっ!!」

ひかり 「あら、バレちゃった?」
浩之 「な、なな、何やってるんですかっ!?」
ひかり 「んふふ〜♪ 相手がメイドロボなら、
     襲ってくれるかな〜、って思って、
     みことさんに手伝ってもらったのよん♪」
浩之 「そういう、シャレにならない冗談は止めてくれぇぇぇーーーっ!!」


STEVEN 「くのうなおき
さん、ありがとうございました♪


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