◆隣の美術室◆




謹賀新年記念CG
『HM−12 マルチ』

HM−12 「――御主人様」
?? 「なんだ? あ、ちょっとポーズ崩れた。動くなよ」
HM−12 「申し訳ゴザイマセン。
       トコロデ、質問ガアルノデスガ?
?? 「なんだ? ……あ、目線こっちな」
HM−12 「ア、ハイ……デスカラ、アノ、ドウシテ私ナドヲ被写体ニ?」
?? 「いいじゃないか、別に。嫌なのか?」
HM−12 「イエ……御命令トアラバ。
       デスガ、ソノ、私デハ見栄エガシナイトイウカ、役者不足ナノデハ」
?? 「俺は別にそうは思わんが」
HM−12 「……………」
?? 「あ、下着見えてる。隠せよ」
HM−12 「――エッ」
?? 「パンチラ禁止。なんつーか俺的にパンチラは好かんからな。
    見えそうで見えないチラリズムがいいというか、
    チビチビ見せるならガバッと見せろとかいっそ何も穿くな、
    と俺は言いたい世界中に」
HM−12 「……多分ソレ、セクハラデス」
?? 「そーか。うむ、社会正義には逆らえんな。警察怖いし」
HM−12 「……正シイ意見デスガ、微妙ニ何カガ間違ッテルヨウナ気ガシマス」
?? 「正しいなら問題ないって建前的に」
HM−12 「ヤッパリ間違ッテマス、御主人様」
?? 「――おい」
HM−12 「何デショウ?」
?? 「顔が赤いな……ひょっとして、恥ずかしいのか?」
HM−12 「……ヨク、ワカリマセン」
?? 「あ、今の顔なんか感情入ってるっぽい」
HM−12 「……御主人様……アノ……」
?? 「ん、今年もよろしくな」
HM−12 「ア……ハイ。
       ハイ、御主人様、ヨロシク御願イシマス」


STEVEN 「阿黒さん、ありがとうございました♪」


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