Heart to
Heart 外伝
To Heart編
「辛島 美音子 〜P.N.”ま〜くん大好き”さんの場合〜」
ラジオ:radio
1、音声を電波に乗せて送り出し、ニュースなどを伝えるもの。
2、上記1を聞くための受信機。
ピー! ガー!!
ポーン♪
ジャジャン!!
『今日の一発目』
『P.N. ”ま〜くん大好き”さんからです。
……って、すごい名前ですね』(汗)
『みねちゃん、こんばんわ☆』
「はいはい、こんばんわ☆」
『さっそくですが、実はわたしには……』
「おっ」
『好きな人がいま〜すゥ』
「おお〜!! いきなりラブネタですね〜☆」
『その人はかっこよくって、あたたかくて、優しくて、
凛々しくて、とにかく最高の人なんですゥ』
「いったい、どんな人なんでしょうかね〜☆」
『でも、そんな彼にも困ってしまうところがあるんです』
「ふむふむ、どんな事で困ってるんでしょうね〜☆」
『それは……』
「…………………」
『優柔不断で、朴念仁で、食欲魔人なところです!』
「あ、ここで字が大きくなってますね〜(汗)」
『特に、女の子の気持ちのことに関しては酷いんです!!』
「………………」
『その人は、わたしの気持ちに気付いているはずなのに、
全然、積極的になってくれないんです』
「………………」
『わたしが、昼食のお弁当を作ってあげた事があったのですが、
わたしが話をしているにも関わらず、お弁当を食べる事に夢中なんです』
「………………」
『その上、「わたしが食べさせてあげますねゥ」って、言ったら、
「いいよ、恥ずかしいから」って、言うんです』
「………………」
『でも、彼(キャッゥ)が、あまりに嫌がるので、やめてあげました。
その変わりに……』
「………………」
『「わたしに食べさせてくださいゥ」と、わたしが言ったら、逃げ出そうとするんです』
「………………」
『みねちゃん、どうしたらいいんでしょう?』
「……う〜ん、すごいことになってますね〜」(汗)
「そうですね、まずは、もう少しあなたが落ち着いて、
彼の意見を、聞いてあげるべきではないでしょうか」
「そして、彼に自分がどうして欲しいのかを、話してみるのが一番だと思います。はい」
「みねは、あんまり……というか、全然そうゆう経験はないから、
ま〜くん大好きさんが、羨ましいですね☆」
「私も早くそんな人に出会いたいです☆」
「それでは、ま〜くん大好きさんのリクエストで、
『ダーリン ダーリン』で〜す☆ど〜ぞ」
〜〜〜♪〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜♪
……………………。
………………。
…………。
そして、翌週の月曜日――
学校の話題の中心が俺の事となったのは、言うまでもないだろう。
<おわり>
『技神的』ラジオトーク
技神:『P.N.”ま〜くん大好き”さんの場合』をお送りしました。
いや、内容がラジオトークで、後書きもラジオトークとは、
恥ずかしいやら、痒いやら。(汗)
技神:それでは、ゲストを紹介いたします。
ゲストは『みねちゃん』こと『辛島 美音子』さんです。ど〜ぞ!!
みね:は〜い☆ みなさん、こんばんは〜☆
技神:さあ、この度から始まりましたTH番外『辛島 美音子編』ですけど、
今の心境はいかがでしょうか?
みね:う〜ん、そうですね〜☆ ……って、『始まりました』って?
技神:そうですよ。これからも、まだまだ、続きますから。
みね:いや、みねはいいんですけど、『あの人』が納得しないような気が……、(汗)
技神:『あの人』って……はっ!?
??:じ〜〜!!
技神:いや、その……決して、忘れているわけでは……、(汗)
??:じ〜〜〜!!
技神:だ、だから……、(汗)
??:じ〜〜〜〜!!
技神:……善処いたします。(泣)
みね:てなわけで、次回をお楽しみに☆
??:じ〜〜!!
技神:善処しますから、許して〜!!(大泣)
<コメント>
葵 「ねえ、琴音ちゃん……、
昨夜の放送だけど、アレってやっぱり……」(^_^;;
琴音 「さくらちゃんですね、間違い無く……」(−o−)
葵 「凄いね……公共の電波であそこまで……」(*・・*)
琴音 「そういえば、昔、テレビにも出て、告白したこともあるそうです」(−o−)
葵 「私達には、とても真似は……琴音ちゃん?」(・_・?
琴音 「ふっふっふっふっ……、
さすがはさくらちゃんです。負けていられませんね」( ̄ー ̄)v
葵 「こ、琴音ちゃん、なんか怖いよ……」(T▽T)
琴音 「ふっふっふっふっふっふっ……」( ̄ー ̄)v